あなたの担任の教師は、わかりやすく授業を進めてくれますか。
家庭教師や予備校講師は別として、学校の教師は自分で決めることはできません。
わかりやすい説明をする教師に巡り合えればいいですが、巡り合えなくても大丈夫です。
世の中には、ベテラン教師がいます。
授業の内容は、教師の性格がよく映し出されます。
面白くてわかりやすく説明する先生の授業は、聞いているだけで楽しいし、未来がぱっと明るくなるような気がします。
世の中には、2種類の説明があります。
(1)わかりにくい説明
(2)わかりやすい説明
参考書とはいえ、さまざまな種類の本が書店に置かれています。
昔からある古臭い参考書もあれば、つい先日発売されたばかりの参考書もあります。
参考書で選ぶときの1つの基準になるのは「いつ発売されたか」という点です。
見通しやすいのは、本のカバーです。
カバーの主な役割は、本の美しい外観を演出したり、本屋で手にとってもらいやすくするためであったりします。
中には、カバーの上に「帯」まで付いているものさえあります。
私は今、とあるファストフード店で本を書いています。
すると、私の隣に座っている高校生らしき女性が、大きな声で英単語を音読し始めました。
英単語をはっきりしたイントネーションをつけて、比較的大きな音読をしています。
同じ参考書をずっと使い続けていると、誰しも必ずあることを感じ始めるようになります。
「この参考書だけでは物足りない。ほかの参考書が気になる」という浮気心です。
受験への焦りのためか、今使っている参考書だけでは足りないのではないかと不安に駆られます。
参考書にもレベルがあり、入門書レベルのものもあれば、応用レベルのものもあります。
まずスタートラインといえば、入門レベルからですね。
そんな数多くの入門レベルの参考書を選ぶとき、アドバイスがあります。
自分では気づきませんが、何かを始めるときには「心の声」があります。
聞こえる声ではありません。
思っていたり考えていたりするより、はるかに潜在的な小さな意識です。
入門書レベルでおすすめなのが、漫画です。
文字ばかりの参考書には抵抗があるなら、絵やグラフが豊富に含まれている漫画を活用することは大いに有効な手段です。
漫画では、絵柄が中心になるため、読みやすくて面白さがあります。
参考書の一部でわからないところがあったとしても、ころころ参考書を買い換えるべきではありません。
もちろん入門書レベルの参考書なら、ステップアップをするために、よりレベルの高い参考書へと乗り換えるのは適切です。
また、わかりやすい解説がついていると思って買ったけど、実は勘違いだったので買い換える場合もあるでしょう。
参考書は、さまざまな場所で活躍します。
家では、宿題をしながら活用しますし、学校では教科書と一緒に使うでしょう。
しかし、家に置いてあると、学校に持っていく必要があります。
問題集でよく起こりがちな失敗があります。
力試しに問題を解いて、答え合わせをした結果、いくつか間違ったところが見つかります。
正しい正解がわかった後、当然のごとく「なぜその答えになるのか」という理由を知りたくなります。
参考書を使うとき、汚れないように使ったり、折り目がつかないようにしたりしている人がいます。
参考書がいちばん嫌がる状態は、新品のようにきれいに使ってもらうことです。
大切に使おうとする心がけは素晴らしいですが、そもそも参考書をきれいなままにする必要もありません。
文章は読んでいると、ときどき未知の単語に遭遇します。
高校生くらいのレベルになると、教科書の解説の中でさえ、それなりに難しい単語が登場します。
「右翼の人たちが、国会審議での鍵を握る」
私は社会人になった今でも、ときどき書店の受験コーナーに立ち寄ります。
そのたびに最近の参考書は、大変よくできているので驚きます。
高校生向けの「今年の出来事の総まとめ」といった本は、某大学教授が書いた本より、はるかにわかりやすくて、ためになります。
私は、できるだけ読者に理解できるような、わかりやすい文章を心がけています。
もし、読者が理解できないなら、私の責任です。
専門的な言葉や省略した言い方などに問題があります。
私はこれまで大学受験や各種試験の勉強をした経験から、1つ思ったことがあります。
あなたが失敗する前に、ぜひ知っていただきたいので、この場を借りて紹介します。
参考書には、2種類あります。
高校2年のころ、教室は2階にありました。
1階には文具店があり、コピー機も置いていました。
近場ということもあり、そこに置いてあるコピー機はよく使っていました。
参考書を大きく分けると、2種類あります。
(1)試験範囲を網羅した長期用の参考書(1冊)
(2)苦手分野を克服するための短期用参考書(複数)
教科書以外で、勉強に必要な物といえば、参考書のほかにもう1つあります。
辞書です。
英語辞典・国語辞典・歴史関連の用語集など必要です。
参考書を選ぶときに、あまり分量が多いものを選ぶと失敗します。
分量が多い本は、同時に重くなるのも良くありません。
もちろん十分な学力があり、より難しい内容のものに挑戦したい人はいいでしょう。
あなたの志望校がはっきりしている場合、参考書を選ぶときにコツがあります。
その大学の合格者に、受験時代に使っていた参考書を聞くことです。
少なくとも合格している人が使った参考書というのは、合格に必要な知識や解説が詰まっている証拠です。
書店には、山のようにある参考書があります。
吟味するために、すべての本を立ち読みするだけでも時間がかかります。
一つひとつ自分の目で確かめるのもいいですが、不安があります。
参考書選びが初めからうまくいく人はいません。
もし参考書選びに失敗したら「なぜ失敗したのだろうか」ということを考えて、次に生かしましょう。
「強調部分のない参考書は選ばない」というのも私が失敗をして得た知恵の1つです。
入門書レベルに関しては、優しくても結構です。
しかし、入門書を卒業すれば、少しずつ難易度を上げることが大切です。
入門書を除いて、参考書は簡単すぎると、やる意味がありません。
受験は、精神戦です。
受験に勝つ前に、自分の精神に勝つ必要があります。
勉強中に弱気になって「ダメかもしれない」と思うことがあります。
基本的に参考書は、教科書よりわかりやすく書いています。
教科書ではよく理解できないのに、参考書ではすんなり理解できます。
そもそも参考書は、教科書では理解しにくい部分を理解できるようにするためのものです。
「勉強しても無駄だよ」
「なるようにしかならない」
「勉強なんてかっこ悪い」
参考書でぜひ見ておきたいのは、巻末にある「著者のプロフィル」です。
多くの人が見落としがちですが、ぜひチェックしておきましょう。
まず見ておきたいポイントは、著者の「学歴」や「経歴」です。
あなたの担任の教師は、わかりやすく授業を進めてくれますか。
家庭教師や予備校講師は別として、学校の教師は自分で決めることはできません。
わかりやすい説明をする教師に巡り合えればいいですが、巡り合えなくても大丈夫です。
わかりやすい教師の代わりになる存在があります。
「良質の参考書」です。
内容が充実し、解説付きの良質な参考書は、優れた教師そのものといっても過言ではありません。
現実の教師では、授業を進めるスピードについていけないことがあります。
人ですから機嫌に波がありますし、授業中に疲れてもなかなか休憩を入れにくいです。
しかし、参考書なら、こうした不満を一度に解決できます。
参考書は、完全にあなたのペースで進めることができます。
わからない部分はゆっくり進めることができ、すでに理解できるところは読み飛ばして進めることもできます。
人間のように「機嫌の波」に左右されることもありません。
わからなくても怒鳴ることはなく、わかりやすい解説で淡々と教えてくれます。
しかも、休憩を入れたいときにいつでも休憩が入れられます。
優れた教師に恵まれることがいちばんです。
しかし、優れた教師に巡り合えなくても、優れた参考書に巡り合うことで、受験対策は一気に加速するのです。
世の中には、ベテラン教師がいます。
授業の内容は、教師の性格がよく映し出されます。
面白くてわかりやすく説明する先生の授業は、聞いているだけで楽しいし、未来がぱっと明るくなるような気がします。
そういう先生に恵まれた人はとてもラッキーですが、1つだけ欠点があります。
「授業は教室でしか受けられない」という制限です。
場所が限定され、時間も限定されています。
わざわざ学校にいかなければなりませんし、あらかじめ決められている授業スケジュールがあります。
場所と時間にタイミングを合わせる必要があり、少し不便ですね。
いくら有名でわかりやすい先生の授業でも、教室でしか聞けないのは限定的です。
大丈夫です。
参考書があれば、こうした不便さは一気に解消されます。
優れた参考書を読むというのは、優れた先生の授業を受けているのと同じです。
わかりやすい授業が、そのまま本になったものが参考書です。
参考書があれば、先生のわかりやすくて楽しい授業を、いつでもどこでも聞かせてもらえます。
時間と場所の制限がなくなるというのは、重要なポイントです。
まだ太陽が出たばかりの早朝でも、真っ暗な深夜でも問題ありません。
たとえ、人の入るすきのない満員電車の中でも、授業をしてくれます。
頼りがいのある先生が、24時間あなたのそばにいる。
たかだか数千円のお金を払えば、あなたのために徹底的な授業をしてくれます。
素晴らしいことだと思いませんか。
参考書があれば、時間的、場所的制約から一気に解放してくれます。
参考書を使った勉強がはかどる理由は、それなのです。
世の中には、2種類の説明があります。
わかりにくい説明は、理解するまでに時間がかかり、ストレスが多くなります。
もどかしく、聞いていていらいらします。
場合によっては、何度聞いても理解できないという内容さえあります。
一方、わかりやすい説明は、一度聞けば理解できます。
教えられる生徒の気持ちになり、図表を使って、理解できる言葉を選びながら教えてくれます。
本当にわかりやすい説明とは、聞いていて「なるほど」「へえ」「そうか」という瞬間がたくさんあります。
難しいはずの勉強ですが、なぜか元気になります。
そうさせる「わかりやすさ」があり、そう思わせる「リズム・進め方・波長」があります。
それが優秀な教師の条件であり、優秀な参考書の条件でもあります。
「教え方」は重要です。
教師選びでも「教え方」が重要であるように、参考書でも教え方がうまい参考書は、スムーズに学習も進みます。
以上の点から、参考書を選ぶポイントも同じです。
ここにポイントを置いて、参考書を選べばいい。
たとえ表紙が古臭かったり、風変わりであったりしても問題ありません。
値段が高くても、わかりやすい解説が充実していればOKです。
参考書の役割は、教科書では理解できない部分を補うことです。
そのためには教科書以上にわかりやすい解説であり、教科書以上に充実していることが条件なのです。
参考書とはいえ、さまざまな種類の本が書店に置かれています。
昔からある古臭い参考書もあれば、つい先日発売されたばかりの参考書もあります。
参考書で選ぶときの1つの基準になるのは「いつ発売されたか」という点です。
普通に考えれば、最近発売されたばかりの新書のほうが、時代にマッチして内容も充実しているように思えます。
新しいものを好む人や流行を追いかける人は、ここでつまずきます。
発売されたばかりの参考書は、まだ実績がないため、本当に確かな内容が含まれているかどうかは、はっきりしません。
誤字脱字のような基本的な間違いや、場合によっては試験範囲外の内容が含まれていることすらあります。
そうなると当然、時間や体力の無駄も発生しますね。
参考書に限っては、昔に発売され、現在も売れ続けているもののほうが頼りになります。
多くの受験生から長年受け入れられ続けているというのは、たしかな内容であり、わかりやすい解説が充実している証拠になります。
初版が大昔でも、どんなに表紙が古臭くても、やはり一読の価値はあります。
ロングセラーには、おおむね当たりと考えて間違いありません。
昔からヒットし続けているのは、的を射た内容が含まれている証拠になります。
内容が充実していて、わかりやすく、時代に左右されない普遍的内容が含まれているということです。
当然のごとく、誤字脱字もありません。
版を重ねるたびに、時代にマッチしていない内容は取り除かれる一方、最新の受験事情を取り入れた内容へと進化しています。
解説も、より多くの受験生に理解できるよう、わかりやすい内容になるよう改善が繰り返されています。
そういう意味で、ロングセラーとは参考書選びの重要な基準の1つになります。
もちろん人それぞれですから、最終的な判断は、あなたの肌に合うかどうかです。
自分にとってもわかりやすい解説だと感じれば、そのロングセラーは買う価値があります。
見通しやすいのは、本のカバーです。
カバーの主な役割は、本の美しい外観を演出したり、本屋で手にとってもらいやすくするためであったりします。
中には、カバーの上に「帯」まで付いているものさえあります。
ほとんどの場合、カバーは固定されておらず、めくれやすくなっています。
頻繁に本をカバンから出し入れしたり、本を開いたり閉じたりするたびに、カバーが外れそうになったり破れそうになったりします。
集中力を奪います。
本をカバンから出し入れしたり開閉したりする回数が増えるほど、気になる回数も自然と増えます。
長く付き合い続ける参考書や辞書などは、使うたびにカバーが気になり、余計な心労を増やしてしまいます。
堅くて鋭いカバーの場合、指を切ることもあります。
そもそもカバーは、本を装飾するためにあります。
カバーがあれば、たしかに外見上の見た目はいいですが、それ以外に役立つことはありません。
なくてもまったく問題ありません。
本を読んでいるときに、カバーは完全に見えなくなり、なくても支障ありません。
こうした理由から、本を買ったらすぐカバーを捨てるようになりました。
参考書に限らず、辞書、小説などの本のカバーも買ったらすぐ捨てます。
余計な気を使うのが嫌だからです。
実際にカバーを捨てて困ったことは、まだ一度もありません。
外見が少し地味になるくらいです。
むしろ余計なところに気を使わなくなり、本への集中ができるようになりました。
私は今、とあるファストフード店で本を書いています。
すると、私の隣に座っている高校生らしき女性が、大きな声で英単語を音読し始めました。
英単語をはっきりしたイントネーションをつけて、比較的大きな音読をしています。
「distinguish, constitute, secure, prevent……」
しばらく音読を聞いていると、大きなため息をつきます。
「はあ」
音読しまくっているので、酸欠になりそうなのでしょう。
これが、もう1時間くらい続いています。
音読しまくって酸欠になりそうになり「はあ」とため息をつき、また音読を始める。
隣で聞いていると、この様子が少し面白くて笑いそうになります。
すごいなと思うのは、隣に私がいるにもかかわらず、全然気にしていないところです。
「変な人だと思われてもいい。私は今それどころではない」
彼女の思っていることがよく伝わってきます。
おそらくTOEICか英検などの試験が近いのでしょう。
将来は、英語の仕事に就きたいから必死になっているのかもしれません。
何か夢に向かって一生懸命になっている人は、輝きがあります。
みてすぐわかります。
おそらく彼女は、わからないところがあっても積極的に先生に聞きに行くタイプなのでしょう。
こういう人が高得点を取り、試験では合格します。
本当に勉強に一生懸命になったとき、周りが見えなくなります。
目の前にある勉強しか目に見えていないからです。
そういう状態が自分にも過去にあるので、彼女の気持ちがひしひし伝わってきます。
ほかの人が「恥ずかしい」と思うことを堂々とできるところで、学力の差が生まれます。
日本語を学ぶ外国人は、ためらわず質問するので上達も早いのと同じです。
こうして恥ずかしさを乗り越えている人は、きっと試験にも合格します。
まったく面識のないかたですが、隣にいて応援したくなりました。
同じ参考書をずっと使い続けていると、誰しも必ずあることを感じ始めるようになります。
「この参考書だけでは物足りない。ほかの参考書が気になる」という浮気心です。
受験への焦りのためか、今使っている参考書だけでは足りないのではないかと不安に駆られます。
たしかに入門書のような位置づけなら、さらにレベルの高い参考書が必要です。
入門書を踏み台にして、レベルの高い次なる参考書に手をつけるのは正しいステップアップです。
しかし、受験に必要な項目をすべて網羅する参考書であるにもかかわらず「物足りない」と感じるのは、単なる「錯覚」です。
焦っているため「足りない」と感じるだけ。
同じ参考書ばかり使い続けていると飽きてくるだけです。
しかも新しいものが好きな人間は、なぜか新しい参考書のほうがよさそうに感じてしまい、浮気心が出てきます。
「ほかの本には別のことが書かれているかもしれない」
「復習も兼ねて、別の参考書を使ってみようかな」
「同じことの繰り返しで飽きた。別の参考書も見てみたい」
次のような2種類の人にわかれてしまいます。
参考書を変更するか否かが、合否のわかれ目です。
受験に通用する十分なレベルの参考書なら、実はどれを選んでも大差ありません。
参考書によって、表現やわかりやすさに多少の違いはありますが、内容そのものには違いはありません。
大切なことは「問題を解ける知識と理解をインプットすること」です。
本を変えてしまえば、文章の流れ方・表現・レイアウト・図の配置などが変わってしまうため、一から勉強のやり直しになります。
復習の効果が薄れてしまいます。
いろいろな参考書に手を出すと、勉強する範囲が広がるだけでなく、どれも中途半端な仕上がりになります。
復習の効果が出るのは、同じ本を使ったときです。
繰り返すことで慣れが出て、身につきやすくなります。
脳科学的にも、実証されています。
「これだ」という1冊を決めたら、浮気をせずに最後まで使い続けることです。
同じ本を何度も繰り返すときに、最大限の復習効果が発揮されます。
参考書にもレベルがあり、入門書レベルのものもあれば、応用レベルのものもあります。
まずスタートラインといえば、入門レベルからですね。
そんな数多くの入門レベルの参考書を選ぶとき、アドバイスがあります。
入門書の中でも、特に易しいものを選ぶのがポイントです。
絶対に挫折をしないためです。
何事も初めが肝心と言います。
欲を出して、いきなり難しいことをやろうとするのは良くありません。
下手にかっこつけて難しそうな内容を選ぶと、すぐ壁に当たって勉強が中断し、途方に暮れてしまいます。
たとえば、高校生でも、英語が大の苦手なら、中学生向けの参考書から始めてもかまいません。
むしろそうしたほうがいい。
事実、私は高校1年のとき、苦手な英語を勉強するために手をつけたのは、中学生向けの参考書でした。
自分は高校生だから高校生向けの本を買わなければならないというルールはありません。
はじめだからこそ謙虚になり、少しレベルが低すぎるのではないかと思うくらいから始めたほうが、結果としてうまくいきます。
確実にレベルを上げるために、無難な道を選びます。
勉強に近道はありません。
こつこつした積み重ねこそ、勉強の王道なのです。
自分では気づきませんが、何かを始めるときには「心の声」があります。
聞こえる声ではありません。
思っていたり考えていたりするより、はるかに潜在的な小さな意識です。
たとえば、英語に対して苦手意識があるとします。
すると、日常のさまざまな場面において英語から避けようとしてしまいます。
英語の勉強と聞くだけで「自分には無理だ」と避けてしまいます。
アメリカ人が視界に入っただけで「話しかけられたらどうしよう」と思い、なぜか逃げてしまおうとします。
海外旅行も「自分にはできるはずがない」と思ってしまう。
そういう潜在的な部分は、実際の英語の勉強でも大きな影響を及ぼします。
初めから苦手意識があると「やっても無駄だ。どうせできないに決まっている」と弱気になってしまいます。
初めからすでに弱気になっているのは、小さなことかもしれませんが、大きな影響へと波及します。
だんだん勉強しなくなり、苦手な科目がさらに苦手になります。
無意識の声が、あなたの人生を決めています。
弱気を強気へと切り替えることが重要です。
勉強を始める際には、参考書は易しいものを選ぶのがポイントです。
これはすでにご存じのポイントですね。
徹底的に基本から始めることで、土台づくりを確実に進めるのが理由です。
しかし、これは建前上の理由です。
真の理由とは「マイナスの潜在意識をプラスへと切り替えるため」です。
易しい問題に取り組んでいると「難しくない。これならできそうだ」そう思うことができます。
強気になるのが難しければ、苦手意識だけでもなくすことです。
これだけでもかなり変わります。
確実に解ける問題から始めて、少しずつ成功体験を積み上げることで、知らぬ間に意識が変わります。
英語の勉強と聞くだけで「たぶんできるはずだ」と前向きになります。
アメリカ人が視界に入っても、動揺することがなくなります。
海外旅行も「英語は得意だから問題ないだろう」と考えられます。
これこそ、易しい入門書から始める真の理由です。
潜在意識をプラスに変えることで、勉強への抵抗がなくなるのです。
入門書レベルでおすすめなのが、漫画です。
文字ばかりの参考書には抵抗があるなら、絵やグラフが豊富に含まれている漫画を活用することは大いに有効な手段です。
漫画では、絵柄が中心になるため、読みやすくて面白さがあります。
絵が中心になって構成されているため、直感的に理解しやすい。
特に歴史の勉強では、漫画は大きな効果を発揮します。
登場人物の喜怒哀楽や時代背景など、文字だけの説明ではなかなかイメージが湧きにくいです。
しかし、漫画なら、登場人物の表情があり、物語の流れや雰囲気が見てわかります。
歴史のような時代の流れが中心の勉強は、文字より漫画のほうが、理解しやすい場合が多い。
絵を見て直感的に理解ができ、どんな人でも無味乾燥な勉強にも味わいが出てきます。
漫画とはいえ、侮れませんね。
参考書の一部でわからないところがあったとしても、ころころ参考書を買い換えるべきではありません。
もちろん入門書レベルの参考書なら、ステップアップをするために、よりレベルの高い参考書へと乗り換えるのは適切です。
また、わかりやすい解説がついていると思って買ったけど、実は勘違いだったので買い換える場合もあるでしょう。
良書を見抜くまでに、何度か失敗もあります。
そういう理由は妥当です。
しかし、試験範囲を網羅した参考書なら、買い換える理由はありません。
試験範囲が十分に網羅されていますから、隅から隅まできちんと勉強していれば、合格点は取れるはずです。
わかりやすい参考書を選んでいるはずですが、やはりわかりやすい参考書とはいえ、理解に苦しむ部分はいくつか出てきます。
もし、参考書の中で1つや2つわかりにくい部分があったとしても「この参考書はダメだ。買い換えよう」と思うのは早計です。
不明点は、なんとか解決して乗り切るようにしましょう。
では、その不明点を解決する方法はどんなものがあるのでしょうか。
単純です。
知っている人に聞いたり、インターネットで調べたりすればいいだけの話です。
意味がきちんと理解できれば、参考書内のわかりにくい解説を、あなたの手書きでわかりやすい解説を補足するように加えればいい。
こうした手段を使って、参考書内の不明点をなくすようにしましょう。
合格は、限られた参考書を何度も徹底的に復習することで完璧に近づきます。
参考書を買い換えるのは、本当に最後の手段なのです。
参考書は、さまざまな場所で活躍します。
家では、宿題をしながら活用しますし、学校では教科書と一緒に使うでしょう。
しかし、家に置いてあると、学校に持っていく必要があります。
一方、学校に持っていくと、家に持ち帰る必要が出てきますね。
面倒だと感じれば、同じ参考書を「自宅用」と「学校用」とで2冊買えばいい。
お金がもったいないと言っている場合ではありません。
参考書が1冊しかないと勉強できる可能性が制限されてしまい、そのほうがはるかにもったいないです。
時と場所を選ばず、常に持っていたいものです。
場合によっては、お風呂に浸かりながら読んだり、トイレの中で読んだりすることもあるでしょう。
お風呂用やトイレ用として、3冊目4冊目を買うのもいいアイデアです。
問題集でよく起こりがちな失敗があります。
力試しに問題を解いて、答え合わせをした結果、いくつか間違ったところが見つかります。
正しい正解がわかった後、当然のごとく「なぜその答えになるのか」という理由を知りたくなります。
いわば、正解にたどり着くまでのプロセスです。
しかし、問題集の種類によっては、正解しか書いておらず、肝心の解説がないものがあります。
せっかく知識の穴を見つけたのはいいですが、答えに導くまでのプロセスや理由がわからず、消化不良で終わります。
答えがわかっても、答えの見つけ方がわからないのでは、意味がありません。
「騙された!」という気持ちになります。
一度は、経験があるのではないでしょうか。
もちろんわからなかった部分を、あとから教科書を使って調べてもいいですが、時間も手間もかかります。
では、どのような問題集がいいのでしょうか。
やはり、解説付きの問題集です。
間違った後、きちんとフォローのある問題集が理想的です。
解説も、内容が豊富で、わかりやすく説明されているものが、おすすめです。
時間のロスが小さくなります。
間違ったとしても、スムーズに改善できることでしょう。
限られた時間の中で、スムーズに勉強を進められるようになるのです。
参考書を使うとき、汚れないように使ったり、折り目がつかないようにしたりしている人がいます。
参考書がいちばん嫌がる状態は、新品のようにきれいに使ってもらうことです。
大切に使おうとする心がけは素晴らしいですが、そもそも参考書をきれいなままにする必要もありません。
きれいに使ってもらうためにあるのではなく、あなたの合格を支えるためにあります。
きれいに使うより、ぼろぼろになるまで使ってこそ、参考書は喜びます。
参考書が汚れることに抵抗を持たないでください。
参考書をしわ1つなくきれいに使っているうちは、まだ本当に生かしきれていないと思っていい。
本気で参考書を使い始めると、必ず手垢がついて汚れます。
折り目がついたり、しわが寄ったりします。
ついには、ページが破れてしまいます。
そのくらい使えば合格です。
それこそ本当に「活用している。役立っている」という状態です。
見た目はぼろぼろでも、参考書は喜んでいます。
そもそも汚れたとしても、文字が読めなくなるわけではありません。
折り目やしわになっても、文字は読めます。
破れてしまえば、セロハンテープで留めればいい。
本当に汚れすぎて文字が読めなくなったり、破れて本が原形をとどめていなかったりする場合は、新しく買い換えればいいのです。
文章は読んでいると、ときどき未知の単語に遭遇します。
高校生くらいのレベルになると、教科書の解説の中でさえ、それなりに難しい単語が登場します。
「右翼の人たちが、国会審議での鍵を握る」
「アパレル業界の人には、喜ばしい状況だ」
「清廉潔白の事実を証明したい」
「豊臣秀吉の行った検地をなんというか」
「化学反応に伴って中和熱が発生する」
さて、この文章に登場した「右翼」「アパレル」「清廉潔白」「検知」「中和熱」の意味を、はきちんと説明できるでしょうか。
完全に意味がわからない単語なら、まだ救いです。
まったく意味がわからなければ、調べようと思います。
辞書などを使って調べれば、単語の意味はきちんとわかります。
問題なのは「文脈からなんとなく推測できる単語」です。
まったくわからないわけではありません。
とはいえ、はっきり意味が説明できるほど、理解しているわけでもありません。
文脈の前あとから意味がなんとなく理解できてしまい、納得することがあります。
しかも解説を読むと「これくらい知っていて当然だよね」と言わんばかりで、注釈もなく突然登場します。
余計に他人に聞くのは恥ずかしく思い、そのまま流しがちになります。
ここを見落としやすいです。
もちろん「なんとなく」で理解していますから、誤解した意味で理解しているかもしれません。
そういうときに、間違って理解していることを、なかなか本人は気づけません。
間違っていることでも、正しい内容として覚えます。
笑えるようで笑えない話です。
こういう言葉をなんとなくで理解していると、いくら参考書が良書であろうと、思わぬところでつまずきます。
理解が浅いままだったり、場合によっては誤った内容で理解してしまったりということさえあります。
「わからないようでなんとなくわかる単語」は、曖昧のままにせず、確実に意味を確認してから押さえていきましょう。
意味が曖昧なら、勉強の足を止めて、きちんと調べます。
辞書やインターネットなどを使えば、多くの時間はかからないはずです。
紙の辞書が重くて持ち運びが不便なら、電子辞書を1つ買っておくと便利です。
そこにお金を投資するのは、十分な価値があります。
私は社会人になった今でも、ときどき書店の受験コーナーに立ち寄ります。
そのたびに最近の参考書は、大変よくできているので驚きます。
高校生向けの「今年の出来事の総まとめ」といった本は、某大学教授が書いた本より、はるかにわかりやすくて、ためになります。
読みやすい文章だったり、わかりやすい図表があったりして、見ているだけで面白い。
「自分が学生のときに、こういうわかりやすい参考書があれば勉強もやりやすかっただろうなあ」
今の受験生がうらやましくなります。
「わかりやすい、読みやすい、面白い」
三拍子がそろって勉強の調子が良くなると、だんだん教科書から参考書へと偏りがちになることがあります。
気づけば「勉強の中心が参考書になっていた」ということがあります。
たしかに大手から出版されている参考書はわかりやすく、読みやすく、面白いものが多い。
しかし、やはり勉強の中心は教科書です。
教科書こそ正規の試験範囲であり、文部科学省からの認可が下りているものです。
教科書を中心に進め、わからないところを補うために、参考書で補うというスタンスです。
「教科書が主役。参考書は脇役」
当たり前と思うかもしれませんが、日々、この役割分担がぶれないように進めていきましょう。
私は、できるだけ読者に理解できるような、わかりやすい文章を心がけています。
もし、読者が理解できないなら、私の責任です。
専門的な言葉や省略した言い方などに問題があります。
専門用語も当たり前のように使ってしまうのはよくありませんね。
自分が当たり前だと思っていることは、省略した言い方になってしまいがちです。
専門用語や省略が、説明をわかりにくくさせ、読者の理解を妨げている原因になっています。
読者が悪いということは1つもありません。
私がいけません。
知っている人から知らない人への立場ですから、知らない人の立場に立つことが仕事だと思っています。
これは参考書にも当てはまります。
参考書を書いている人は、その専門分野にたけたプロです。
「知っている人」が「知らない人」へ向けて教えています。
もし、読者が一生懸命に理解しようと努力しているにもかかわらず理解できないなら、悪いのは説明している側です。
専門分野を熟知した専門家は、難しい言葉を当たり前のように使ってしまい、説明も省略が多くなります。
「これくらいは当然知っているだろう」という前提で考えてしまうからです。
事実、そういう読者のことを考えずにいる著者はいます。
知らない人の立場になって考えて説明するという努力が足りない。
知っている人は、単に教えればいいわけではありません。
「わかりやすい」という付加価値をつけて教える必要があります。
それが優れた教師の条件です。
知っている人が知っていることを口にするなら、難しいことではありません。
本当に難しいことは「いかにわかりやすく説明するか」です。
ここが教師の実力を発揮する瞬間です。
良い参考書といわれる条件になります。
私はこれまで大学受験や各種試験の勉強をした経験から、1つ思ったことがあります。
あなたが失敗する前に、ぜひ知っていただきたいので、この場を借りて紹介します。
参考書には、2種類あります。
参考書の中には、丁寧なことに、初めから太字やカラーで重要部分を強調しているものがあります。
重要部分が太字になっていたり、赤色で蛍光ペンが引っ張ってあったりなどして強調されている参考書です。
私は「色がついていると派手でなんとなく読みにくいな」という理由から、当初はシンプルな参考書を選んでいました。
文章を読みながら「自分が重要だ」と感じる部分には、好きな色で蛍光ペンを引っ張ったり、枠を作ったりして強調していました。
これが、とんだ失敗でした。
結論から言えば、初めから色がついていたり太字になっていたりしている参考書を選ぶべきでした。
自分が「重要」と思って蛍光ペンでチェックした部分は出題されず、チェックしていない部分のほうが出題されたからです。
このとき、ふと、気づきました。
「自分が重要だと感じる部分が、試験における重要部分とは限らない」ということです。
学び始めた学生ですから、どこが本当に重要なのかわかりません。
「ここが出題されるのではないか。ここが重要そうだな。この辺りがポイントかな」
推測しながら、蛍光ペンを引くことになります。
これはとても危険です。
往々にして、認識がずれていることがあります。
自分がそう思っているだけかもしれません。
一方、初めから強調部分がある参考書の場合、どの部分が重要なのかが一目でわかります。
しかも、外れることはありません。
参考書の著者は、その科目にたけた専門家です。
長年にわたって試験を研究し「試験に出る部分」や「押さえておくべきポイント」を熟知しています。
そういう専門家が考える重要部分が初めから強調されている参考書のほうが、はるかに頼りになります。
重要部分が一目でわかるので、受験生は大変助かります。
しかも初めから強調表示がされているため、あとから蛍光ペンで線を引くという手間からも解放されます。
時間と労力の節約にもなる。
そうした理由から、参考書を選ぶときには、最初から強調されている参考書を選ぶことをおすすめします。
高校2年のころ、教室は2階にありました。
1階には文具店があり、コピー機も置いていました。
近場ということもあり、そこに置いてあるコピー機はよく使っていました。
毎日使っていたような気がします。
初めは、コピーのほうが持ち運びに便利だろうなと思い、軽い気持ちで使っていました。
参考書の1ページを抜き出してコピーして、電車の中や休み時間など、時間のあるときに見返していました。
すると、思わぬ効果があることに気づきました。
なぜかコピーしたページに限って、いつもより頭に入ることに気づきました。
コピーを取るだけですから、参考書に書いている内容と違いはありません。
しかし、コピーで抜き出すことで、抜き出した部分に対して集中が向きやすくなり、頭に入りやすくなります。
虫メガネで太陽の光を集めているようなイメージです。
「覚えよう! 理解しよう!」とする集中力が、抜き出したページに集まるため、強い力を発揮します。
コピーを取ると、持ち運びが便利になります。
紙1枚ですから、折りたたんでポケットにも入れられますし、重いと感じることもありません。
通学中の電車の中、ささいな待ち時間、お風呂やトイレという場所への持ち運びが可能になり、復習回数が自然と増えます。
汚れたりしわしわになったりすれば、またコピーをすればいい。
そうした心理も働き、結果としてよく頭に入るのでした。
参考書を大きく分けると、2種類あります。
まず前提として、基本的に教科書を中心に進めながら、脇役として参考書を使うことを忘れないでください。
まず「試験範囲を網羅した長期用の参考書」をそろえましょう。
大手出版社の昔からロングセラーになっている1冊です。
有名ですから、比較的にすぐ見つかることでしょう。
これは可能なかぎり1冊に絞り、合格するまで変えるべきではありません。
合格する日まで、ずっと手元に置き続けたい1冊です。
もちろんこれ1冊で済ませることが理想です。
しかし、やはり参考書1冊では物足りない場合は、ほかの参考書を加えます。
それが、苦手分野克服用の参考書です。
苦手な分野が克服できるまでの短期的な参考書として位置づけてください。
ページが少なくて、徹底的にわかりやすい本を選ぶといいでしょう。
最後に繰り返しになりますが、やはり参考書の種類は、むやみに増やすものではありません。
「これだ」という参考書をいくつか決めて、繰り返し復習することがいちばんです。
教科書以外で、勉強に必要な物といえば、参考書のほかにもう1つあります。
辞書です。
英語辞典・国語辞典・歴史関連の用語集など必要です。
はたまた古文用の辞書や生物の用語辞典などさまざまです。
ページ数が多いため、重いのが特徴です。
重さは、勉強するときのやる気を奪います。
重いと、へこみます。
紙の辞書1冊カバンに入れると、急に重くなり、疲れやすくなります。
カバンを持ったり、重い辞書を机から出し入れしたりするのは体力を使います。
ページ数が多いため、知りたい言葉を探すにも、時間と体力を使います。
1回は小さなものでも、調べる量が多くなればなるほど、ちりも積もれば山となります。
結果として、勉強をする体力まで奪ってしまいます。
しかも英語の辞書・歴史の辞書・国語の辞書など、複数の辞書を持つなんて、あまりに重すぎです。
しかし、やはり勉強のときには辞書は欠かせませんし、知らない単語や曖昧な用語をほうっておくわけにもいきません。
そこでおすすめするのが「電子辞書」です。
紙の辞書を持つのは、もはや時代遅れです。
一昔前の古風な人なら「紙の辞書がいちばん」と言いますが、時代は変わったことを受け入れましょう。
重要なのは、スピードと効率です。
受験は競争ですから、ほかの人より速くて効率よく勉強を進める必要がありますね。
科学技術の発達によって高性能な小型電子辞書が登場しました。
ためらいなく、受験勉強に取り入れることです。
電子辞書を使えば、一瞬で調べることができます。
軽いのも特徴です。
勉強が、飛躍的に、はかどります。
もちろん国語用の電子辞書や英語用の電子辞書など、科目別に分けてもいいでしょう。
可能なら、複数の辞書が1つにまとまった一体型の電子辞書も、視野に入れましょう。
とりあえず「広辞苑」が搭載されているものがおすすめです。
国語辞典と百科事典を兼ね備えた画期的な辞書として、有名です。
国語辞典の役割はもちろんのこと、ことわざ・四字熟語・有名な歴史上の人物名や出来事なども含まれています。
ちなみに私も、広辞苑の愛用者です。
もちろん高値ではありますが、その価値は十分あるでしょう。
電子辞書は、スピードと効率の鍵を握るのです。
参考書を選ぶときに、あまり分量が多いものを選ぶと失敗します。
分量が多い本は、同時に重くなるのも良くありません。
もちろん十分な学力があり、より難しい内容のものに挑戦したい人はいいでしょう。
しかし、よほどやる気がある人を除き、普通の人がいきなり分厚い参考書を買うと挫折する確率が高くなります。
「こんなにたくさんの勉強をしないといけないのか」
勉強を始める前から弱気になってしまいます。
往々にして分厚いものは分量が多いため、すべてを読み切ることが困難です。
しかも、分量が多いほどすべてを読み切れない消化不良が発生しやすくなり「やり残し」という悪い印象が残ります。
やはり最初は、すべてを確実にクリアできる「薄い参考書」から始めるといいでしょう。
分量は少なくても結構です。
手にした参考書が薄くて軽いと「これくらいならできそうだ」と思います。
そう思えただけでもプラスです。
気持ちの問題ですが、勉強への意気込みに大きな影響を及ぼします。
確実に理解でき、読み切れるものを選んで、成功体験に変えましょう。
あなたの志望校がはっきりしている場合、参考書を選ぶときにコツがあります。
その大学の合格者に、受験時代に使っていた参考書を聞くことです。
少なくとも合格している人が使った参考書というのは、合格に必要な知識や解説が詰まっている証拠です。
すでに実績があります。
合格した人たちが使っていた参考書を選ぶのは、大変有効な情報になるはずです。
たとえば、A大学の合格者たちが使っていた参考書に、同じ表題のものが出れば、かなり頼りになる参考書と考えていいでしょう。
山ほどある参考書の中からどれを選ぶべきかを判断する、有効な情報の1つになるはずです。
また、合格した人たちと同じ参考書を使っているという「安心感」も得られます。
合格した人が使っていた参考書を使っていると、着実に合格への階段を上っているイメージが湧きます。
「この参考書を使えば、きっと合格できる」
そうした安心感を得ることができ、勉強へのやる気にもつながることでしょう。
もちろん完全にすべてをうのみにするわけではありません。
やはり人によって個性がありますから、最終判断は実際に自分が見て「いけそうだな」と感じるものも選びましょう。
ぜひ、参考書選びの1つの基準に加えましょう。
書店には、山のようにある参考書があります。
吟味するために、すべての本を立ち読みするだけでも時間がかかります。
一つひとつ自分の目で確かめるのもいいですが、不安があります。
使い始めてから「思ったより使いにくいな」と感じ始めるのではないかという不安です。
「参考書選びにできるだけ失敗したくない」
誰もが抱く不安ですね。
私の場合、資格取得の勉強を始める際、いつも最初にすることといえば「合格者が使っていた参考書情報を集めること」です。
これは大学受験のときから、社会人になって資格取得をする今でも活用している方法です。
いきなり勉強を始めるのではなく、合格者が使っていた参考書の情報を徹底的に集めることから始めます。
これには時間をかけます。
場合によっては、1日以上も時間をかけることもあります。
合格した人が使っていた参考書情報は、まさに合格の鍵を握る部分ですから、特に力を入れておきたいところです。
何人かの合格者が「これはおすすめ」と、意見が一致する参考書があれば、信用してもいいでしょう。
もし、合格した先輩たちが身近にいなければ「インターネット上の書店の書評」を使って情報を集めましょう。
有名なところでは、巨大書店サイトアマゾンです。
本の書評を見て「これを使って合格しました」というフレーズを目安にして探していけば、すぐ見つかります。
そのほか、インターネット上には、中高生・大学受験・予備校生向けに受験情報を集めた掲示板や質問サイトなどがあります。
そうした情報サイトを使って探せば、強力な情報がすぐ手に入ります。
必ずしも正しい評価ばかりではありませんが、他人からの評価や意見は、参考書選びの指標になるはずです。
参考書選びが初めからうまくいく人はいません。
もし参考書選びに失敗したら「なぜ失敗したのだろうか」ということを考えて、次に生かしましょう。
「強調部分のない参考書は選ばない」というのも私が失敗をして得た知恵の1つです。
「自分が重要だと思ったところは、実は重要ではなかった」という苦い経験があります。
個人が考える重要な部分と、試験に出る重要な部分とではずれがあることを思い知らされました。
また「答えのみで解説がない問題集は買わない」というのも、私が失敗をして得た知恵です。
見た目はしっかりした問題集なので、買ってみました。
しかし、問題を解いた後、肝心の解説がなく「失敗した!」と後悔しました。
答えはあっても解説がなく、なぜそうなるのか問う理由がわからないので、もどかしい気持ちになった経験があります。
そういう経験は、次から生かしていけばいいことです。
失敗するのも、勉強の1つです。
慎重に選ぶのも大切ですが、失敗したとしてもいい勉強になったと前向きに考えるようにしましょう。
入門書レベルに関しては、優しくても結構です。
しかし、入門書を卒業すれば、少しずつ難易度を上げることが大切です。
入門書を除いて、参考書は簡単すぎると、やる意味がありません。
知っていること、できることの復習ばかりになります。
一方で難しすぎても良くありません。
難解でレベルの高い内容は、解説を読んでもついていけません。
理想は「ちょっと難しいと感じる参考書」です。
問題はわからなくても、解説を読めば理解できるというくらいがちょうどいい。
解説を読んで理解すれば、スムーズに進めることができるでしょう。
少しだけ背伸びをして、少しずつステップアップです。
確実、かつ着実に学力を上げていきましょう。
受験は、精神戦です。
受験に勝つ前に、自分の精神に勝つ必要があります。
勉強中に弱気になって「ダメかもしれない」と思うことがあります。
そう思った人は、だんだん弱気の心が強くなり始めます。
「ダメかもしれない」から「ダメだろう」に変わり「ダメだろう」から「ダメに決まっている」へと落ちていきます。
「ダメかもしれない」と思っていると、本当にそうなります。
思っているだけですが、気持ちは重要です。
マイナスの気持ちは、勉強のやる気の火を消してしまいます。
自信がなくなりそうなとき「ダメかもしれない」と口にしてしまいそうなとき、振り払ってください。
「ダメかもしれない」ではなく「大丈夫だ」と考えます。
だからこそ、受験は精神戦です。
気持ちの強さに比例して、学力も上がります。
頭のいい人が合格するのではなく、精神的に強い人が合格するのです。
基本的に参考書は、教科書よりわかりやすく書いています。
教科書ではよく理解できないのに、参考書ではすんなり理解できます。
そもそも参考書は、教科書では理解しにくい部分を理解できるようにするためのものです。
わかりやすさや解説の豊富さから言えば、教科書より参考書のほうが頼りになります。
参考書の中には、講師の講義を聴いているかのような「実況中継型」のものまであります。
「なるほど。とてもわかりやすい説明だ」
「上手に例えるなあ」
参考書を読んでいると、驚きます。
目の前に先生がいるようです。
上手な解説に感動することもあるでしょう。
上手な解説を受ければ、次はあなたの出番です。
あなたが先生になります。
自分の言葉であるかのように、参考書に書いてあることを友人に説明してみましょう。
もちろんその参考書の言葉の受け売りではありますが、勉強として個人的に活用する分には問題ありません。
誰かのために説明しようとすると、さまざまな効果が生まれます。
うまい説明を自分が口にすることで、頭の中が整理しやすくなります。
先人の知恵は上手に拝借して、勉強に生かしていきましょう。
「勉強しても無駄だよ」
「なるようにしかならない」
「勉強なんてかっこ悪い」
信じたくないことですが、実際にこういうことを言う人がいます。
向上心のない友人と付き合っていると、勉強のやる気もなくなります。
否定的なことを言われると、やはり精神的にも悪い影響が出ます。
できれば、向上心のない友人とは距離を置くようにしましょう。
もちろん完全に縁を切るわけではなく「少し距離を置く」という程度で十分です。
受験への悪い影響を受けないためです。
一方、向上心のある友人とは、積極的に付き合いましょう。
「一生懸命に勉強すれば合格する」
「やっぱり勉強は大切!」
「この参考書は読みやすいよ」
向上心のある友人と一緒にいると元気になり、自然とやる気まで出てきます。
もちろん勉強の仕方や取り組み方なども参考になりますが、生き方の参考にもなります。
もし、そうした友人が身近にいなくても大丈夫です。
合格体験記が参考になります。
特に有名国立に合格した人の合格体験記は、人としても手本が多く、読んでいて気持ちを奮起させる効果があります。
勉強だけではなく、将来への希望に満ちた言葉が多く、プラスの影響を受けます。
参考になるのは、参考書だけではありません。
人も参考になります。
参考書には勉強についてしか書かれていませんが、生き方や志については、実際の友人を参考にして学んでいきます。
できるかぎり向上心のある人たちと付き合うようにしましょう。
参考書でぜひ見ておきたいのは、巻末にある「著者のプロフィル」です。
多くの人が見落としがちですが、ぜひチェックしておきましょう。
まず見ておきたいポイントは、著者の「学歴」や「経歴」です。
著者の学歴が高いと、解説の言葉に信用が持てるようになります。
大学教師や有名予備校の講師の場合は、わかりやすく書かれた参考書が多い傾向があります。
いつも大勢の人の前で説明をする仕事をしているので、生徒の立場になってわかりやすく説明しています。
どのようなところでどんなことをしている人なのかという「人となり」を知ることで、著者が想像できます。
さらに顔写真があればベターです。
参考書の言葉が、先生が口にしているかのようなところを想像できるようになり、言葉がすっと頭に入ってくるようになります。
巻末にある著者プロフィルを読んでいると、だんだん著者への信頼が芽生えてきます。
「この人の言っていることなら間違いないだろう」
著者との信頼関係は心理的な影響が大きい。
信頼関係ができれば、同時に参考書内の解説に対する信用も強くなります。
言葉を受け入れやすくなり、安心して読み進めることができるようになるでしょう。
忘れてはならないのは、著者プロフィルにある「ほかの執筆作品」です。
場合によっては、ほかにも参考書を手がけている場合があります。
わかりやすく説明する著者は、ほかの本を書く場合もわかりやすいです。
一度、著者への信頼関係ができると、ほかに書いている参考書が読みたくなります。
参考書とはいえ「著者との信頼関係」です。