執筆者:水口貴博

頭の使い方がうまくなる30の方法

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記憶が苦手な人は「文章」で覚える。記憶が得意な人は「キーワード」で覚える。

記憶が苦手な人は「文章」で覚える。記憶が得意な人は「キーワード」で覚える。 | 頭の使い方がうまくなる30の方法

「覚えるのが苦手!」

そういう人は、たいてい覚えにくい覚え方をしているものです。

頭が悪いのではなく、単純に覚え方が悪いのです。

では、どういう覚え方をしているのかというと「文章」で覚えようとしています。

覚えることすべてを、頭に叩き込もうとしているのです。

文章はたくさんありますから、目を通す量が多ければ多いほど、覚えるために時間も労力もかかります。

しかし、頭の使い方が上手な人は違います。

覚える量が多いほど覚えにくくて忘れやすいことを知っていますから「キーワード」で覚えようとします。

できるだけシンプルに短くまとめて「一言」で覚えようとします。

思い出すときには、そのキーワードから連想を膨らませて、次々と思い出します。

たとえば、買い物に行くときの例を挙げましょう。

今日はカレーを作るため、あなたは買い物へ出かけることになりました。

買うものは「カレーのルー、ニンジン、肉、ジャガイモ、タマネギ」です。

あなたなら、どう覚えますか。

もちろん一番忘れないためのベストな方法は「紙に書くこと」です。

しかし、あえて、紙に書く以外の方法で、賢い覚え方で考えてみましょう。

まず思いつく方法といえば、一つ一つを真面目に覚えようとすることです。

覚えることが苦手な人は、たいていこのパターンです。

文章で覚えようとします。

「カレーのルー、ニンジン、肉、ジャガイモ、タマネギを買う」

そのまま、まるごと頭に記憶して、覚えようと一生懸命に脳を振り絞ります。

しかし、頭の使い方が上手な人は、まったく異なる覚え方をします。

「カレー」というキーワードだけを覚えます。

覚えることは「カレー」だけです。

今回買い物へ行く目的は、カレーを作るためです。

ここがポイントです。

カレーを作るために買い物へ行くことさえ頭に入っていれば、後からいくらでも思い出せます。

1つのキーワードさえ頭に入っていれば、それを手がかりに思い出していくことが簡単になります。

これだけなら、どんなに記憶力の悪い人でも覚えられますよね。

覚えることは「カレー」という一言だけなのですから、誰でも覚えられます。

これが、上手な頭の使い方です。

覚えることを、できるかぎり「少なく」「シンプル」にすればいいのです。

キーワードで覚えることを意識しましょう。

頭の使い方がうまくなる方法(24)
  • キーワードで覚える。
自分を変えない。
「ありのままの自分を生かす」と考えよう。

頭の使い方がうまくなる30の方法

  1. 頭の使い方を、上手になろう。
  2. 勉強の第一歩は、恥ずかしさを捨てること。
  3. 音読をすると、覚えやすく忘れにくくなる。
  4. 椅子に座っているより、歩きながらのほうが、勉強ができる。
  5. 休憩を挟まない。
  6. 謙虚な人こそ、本当に強い人。
  7. 頭がいい人は、頭を使わないようにする。
    頭が悪い人は、頭を使おうとする。
  8. 集中力は頭の善しあしではない。
    興味を持つか、持たないかである。
  9. 捨てるから、集中できる。
    捨てないと、集中できない。
  10. 集中力は、仕事の質に比例する。
  11. 社会では「専門家」という生き方しかない。
    何でも屋はつぶれてしまう。
  12. 本当に役立つ学びとは、知識ではなく知恵。
  13. やる気がなければ、もらえばいい。
    音楽からパワーをもらおう。
  14. 紙の辞書と電子辞書。
    どちらが自分にふさわしいのか。
  15. 勝つ人は、スピードより、継続を重視している。
  16. 本を読むことは、先を読むことである。
  17. システムの自動化は、成功への第一歩。
  18. 失敗する人は、1人でしようとする。
    成功する人は、協力を得ようとする。
  19. 結びつけて覚えることが、記憶のポイント。
  20. 本当に優良な情報は、人からやってくる。
  21. 情報の独り占めをする人は、失敗する。
    情報の公開をする人が、成功する。
  22. 成功者は、知識より、人柄を磨く。
  23. 頭で覚えないようにしよう。
  24. 記憶が苦手な人は「文章」で覚える。
    記憶が得意な人は「キーワード」で覚える。
  25. 自分を変えない。
    「ありのままの自分を生かす」と考えよう。
  26. すべての人は、才能そのものである。
    自分にしかない味を生かそう。
  27. 自分らしく生きると、元気になる。
  28. 不得意なところは克服しなくていい。
    得意なことだけを伸ばして生きる。
  29. 愚者は、先生だけを頼りにする。
    賢者は、すべての人を先生にする。
  30. さっと動く。
    ダメならさっと引く。

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