公開日:2024年4月16日
執筆者:水口貴博

小さなことにも感謝できる人になる30の方法

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気づかないうちに、助けられていることがある。

気づかないうちに、助けられていることがある。 | 小さなことにも感謝できる人になる30の方法

エレベーターに乗るとき、ちょうどドアが開いていて、タイミングよく乗れました。

「良かった、グッドタイミング」と思いますが、違います。

エレベーターの中にいる人が「開」のボタンを押して待ってくれていたのです。

バス停に行くと、ちょうどバスが止まっていました。

「良かった、ぎりぎり間に合った」と思いますが、違います。

急いで走ってくるあなたを見た運転手が、ぎりぎりまで待ってくれていたのです。

頑張って勉強をした結果、受験に合格しました。

自分が頑張って勉強したから合格できたのだと思いがちです。

もちろん本人の努力もありますが、それだけではありません。

親が、机・椅子・勉強部屋を用意してくれました。

親が毎日食事を作り、塾代を捻出ねんしゅつして、塾の送り迎えをしてくれました。

勉強するのは本人ですが、勉強できる環境を用意してくれたのは親です。

親が勉強できる環境を用意してくれたおかげで、勉強に集中でき、成績が上がり、結果として受験に合格できたのです。

私たちは気づかないうちに、誰かに助けられていることがあります。

「たまたま」と思っていたことが、実はたまたまではなく「誰かのおかげ」ということがあります。

「自分の実力」と思っていたことが、実は実力ではなく「誰かのおかげ」ということがあるのです。

自分が気づいていないだけで、意外とこういうケースは多いのです。

日頃から感謝のアンテナを張っておくことです。

アンテナの感度を上げておけば、さりげない感謝に気づきやすくなります。

助けられていることに気づいたら、その人に感謝を伝えましょう。

相手に直接伝えられない状況のときは、心の中で感謝の気持ちを持つだけでもいい。

感謝の気持ちを持つだけでも意味があります。

私たちは日頃から気づかないうちに、誰かのお世話になっています。

目の前のことに必死で精いっぱいのときは、自然と視野が狭くなってしまい、周囲の支えに気づきにくいもの。

それでもたまには意識を向ける時間を作りたい。

感謝に気づいたら、機会を見つけて「いつもありがとうございます」と伝えましょう。

人の親切に気づければいいのですが、気づけないときもあります。

気づきたくても気づけないこともあります。

気づけなかった自分を責めることはありません。

親切な人ほど「さりげない親切」が得意です。

わざとらしさがなく、相手の負担がないよう、自然な感じで行います。

アンテナを張っていたとしても、気づきにくいことが少なくないのです。

今日もいつの間にか誰かに助けられていたのかもしれません。

偶然と思っていたことが、実は偶然ではなく、誰かのおかげだったということがあります。

自分の実力と思っていたことが、実は実力ではなく、誰かのおかげということがあります。

まだまだ気づいていない親切がたくさんあるはずです。

そういうときはせめて「気づかないうちに助けられている」と思うようにしたい。

これといった出来事がなくても、常に感謝の気持ちを持ち続けられます。

気づかないうちに、あなたは誰かに助けられているのです。

小さなことにも感謝できる人になる方法(7)
  • アンテナを張って、人からの「さりげない親切」に気づくようにする。
  • 「気づかないうちに助けられている」という考え方を持つ。
口うるさい上司ほど、実は感謝すべき存在。

小さなことにも感謝できる人になる30の方法

  1. 1人で生きているつもりでも、多くの存在に支えられている。
  2. 感謝のスイッチがオフになっていませんか。
  3. 小さなことでもきちんと感謝することが大事。
  4. そこに費やされた手間暇を想像すると、感謝の気持ちが湧いてくる。
  5. 幸せな人生を送るためには、感謝の気持ちが欠かせない。
  6. 挨拶をされることは、ありがたいこと。
  7. 気づかないうちに、助けられていることがある。
  8. 口うるさい上司ほど、実は感謝すべき存在。
  9. 感謝の気持ち・ありがたい気持ちは、心の独り言でつぶやく。
  10. 感謝の気持ちを持つことは大切。
    感謝の気持ちを口に出すことはもっと大切。
  11. 感謝の気持ちがなくて困ることはあっても、あって困ることはない。
  12. せっかく感謝をするなら、できるだけ感謝が伝わるようにしよう。
  13. 愚痴を言う暇があるなら、感謝の言葉を口にしよう。
  14. 「感謝をしたら負け」と思っている人は、誰ともうまくやっていけない。
  15. 相手の立場を経験してみると、感謝の気持ちが湧いてくる。
  16. 何も買わないでお店を出るときも「ありがとう」と言おう。
  17. 感謝の言葉を増やすコツは「謝る場面」にある。
  18. 人のお節介にいらいらしたら「でも、ありがたいことだよね」を続けよう。
  19. 風邪で熱が出たときは、免疫の仕事に感謝しよう。
  20. 小さなことが気になる性格の人は「感謝体質」になれる可能性を秘めている。
  21. 厳しさは、すべて否定するものではない。
    大切なのは、厳しさの中に「愛」があるか。
  22. 心の病気のときは、感謝の気持ちを持てなくていい。
  23. 感謝され慣れていない人は、決まり文句を口癖にしておけばいい。
  24. 役立たないアドバイスをされても、素直に感謝を返すのが良い。
  25. 今は嫌いであっても、過去にお世話になったことがあるなら、感謝する。
  26. 落ち込んだときは、感謝していることをリストアップしよう。
  27. 停電や断水に見舞われる経験は無駄にならない。
    インフラの重要性を再認識する機会にしよう。
  28. 親切をされたのか、判断に迷ったときの対応。
  29. 運が良いから感謝するのではない。
    感謝するから運が良くなるのだ。
  30. 今あなたの目の前には、感謝すべきことがある。

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