公開日:2024年4月16日
執筆者:水口貴博

小さなことにも感謝できる人になる30の方法

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そこに費やされた手間暇を想像すると、感謝の気持ちが湧いてくる。

そこに費やされた手間暇を想像すると、感謝の気持ちが湧いてくる。 | 小さなことにも感謝できる人になる30の方法

感謝の気持ちは「手間暇」にあります。

人の手がかかっているということは、時間と労力がかかっているということです。

感謝の気持ちは、費やされた手間暇を想像してみることで湧いてきます。

手書きの手紙をもらったとします。

さらっと読んで終わりとなりがちですが、そこに費やされた手間暇を想像してみてください。

手書きということは、手で一文字ずつ書いたということです。

プリント印刷とは違い、手間暇がかかります。

その人が、机に向かい、ペンを持ち、あなたのことを思い浮かべ、言葉を選びながら手紙を書いている様子を想像してみてください。

わざわざ貴重な時間を割いてくれてありがたいと思えてくるようになります。

親が作った手料理があるとします。

「おいしそう」「早く食べたい」と思うところですが、まずそこに費やされた手間暇を想像してみましょう。

親はスーパーに行き、食材を買い、大きな買い物袋を持って帰宅しました。

わが子のために、栄養バランスを意識しながら作ったことでしょう。

火加減を気にしたり、包丁を持って具材を切ったり、味をチェックして調味料を加減したりなど、さまざまなことに注意しました。

料理本や料理サイトを参考にしながら作ったかもしれません。

そうした手間暇を想像すると「なんてありがたいのだろう」と思えてきます。

恋人から手編みのマフラーをもらったとします。

「ありがとう」とお礼を言うだけになりそうですが、そこに費やされた手間暇を想像してみましょう。

買ってプレゼントすればいいところを、わざわざ手編みでプレゼントしてくれました。

一つ一つ編み込んで作るのは、大変だったに違いありません。

時間と労力が相当必要で、完成までに何日もかかったはずです。

「喜んでもらえるといいな」と思いながら、一つ一つ編み込んでいったでしょう。

仕事が終わった後、眠い目をこすりながら夜遅くまで少しずつ作ったものかもしれません。

恋人が手編みしているところを想像すると、感謝を通り越して感動するのです。

簡単そうに見えることでも、少なからず手間暇がかかっています。

そこに費やされた手間暇を想像すると、どんな人でも必ず感謝の気持ちが湧いてきます。

つい手を合わせたくなるのです。

小さなことにも感謝できる人になる方法(4)
  • 人の手がかかったものをいただいたら、そこに費やされた手間暇を想像してみる。
幸せな人生を送るためには、感謝の気持ちが欠かせない。

小さなことにも感謝できる人になる30の方法

  1. 1人で生きているつもりでも、多くの存在に支えられている。
  2. 感謝のスイッチがオフになっていませんか。
  3. 小さなことでもきちんと感謝することが大事。
  4. そこに費やされた手間暇を想像すると、感謝の気持ちが湧いてくる。
  5. 幸せな人生を送るためには、感謝の気持ちが欠かせない。
  6. 挨拶をされることは、ありがたいこと。
  7. 気づかないうちに、助けられていることがある。
  8. 口うるさい上司ほど、実は感謝すべき存在。
  9. 感謝の気持ち・ありがたい気持ちは、心の独り言でつぶやく。
  10. 感謝の気持ちを持つことは大切。
    感謝の気持ちを口に出すことはもっと大切。
  11. 感謝の気持ちがなくて困ることはあっても、あって困ることはない。
  12. せっかく感謝をするなら、できるだけ感謝が伝わるようにしよう。
  13. 愚痴を言う暇があるなら、感謝の言葉を口にしよう。
  14. 「感謝をしたら負け」と思っている人は、誰ともうまくやっていけない。
  15. 相手の立場を経験してみると、感謝の気持ちが湧いてくる。
  16. 何も買わないでお店を出るときも「ありがとう」と言おう。
  17. 感謝の言葉を増やすコツは「謝る場面」にある。
  18. 人のお節介にいらいらしたら「でも、ありがたいことだよね」を続けよう。
  19. 風邪で熱が出たときは、免疫の仕事に感謝しよう。
  20. 小さなことが気になる性格の人は「感謝体質」になれる可能性を秘めている。
  21. 厳しさは、すべて否定するものではない。
    大切なのは、厳しさの中に「愛」があるか。
  22. 心の病気のときは、感謝の気持ちを持てなくていい。
  23. 感謝され慣れていない人は、決まり文句を口癖にしておけばいい。
  24. 役立たないアドバイスをされても、素直に感謝を返すのが良い。
  25. 今は嫌いであっても、過去にお世話になったことがあるなら、感謝する。
  26. 落ち込んだときは、感謝していることをリストアップしよう。
  27. 停電や断水に見舞われる経験は無駄にならない。
    インフラの重要性を再認識する機会にしよう。
  28. 親切をされたのか、判断に迷ったときの対応。
  29. 運が良いから感謝するのではない。
    感謝するから運が良くなるのだ。
  30. 今あなたの目の前には、感謝すべきことがある。

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