仕事をするときは、ToDoリストです。
タスクを頭の中だけで考えるのは良くありません。
頭の中だけで考えていると、記憶が曖昧になったり、うっかり忘れたりするのがオチです。
タスクが複数あるときは、きちんと紙に書き出して、ToDoリストを作ることが役立ちます。
リストに一つ一つやるべきことを書き出すことで、タスクの見える化を実現できます。
どれだけ頭の悪い人でも、リストに書き出せば、一目瞭然です。
消さないかぎり消えることはありません。
取り組むべきタスクが明確になることで、優先順位も考えやすくなって実行しやすくなるのです。
意識の高いあなたであれば、日頃からToDoリストを利用して仕事をしているに違いありません。
さて、ToDoリストを作った後、よくあるオチがあります。
作ったことに満足して、肝心の実行がおそろかになる、ということです。
「よし、作り終わった! 立派なリストができた!」と、満足して終わりです。
ToDoリストを作ると、なんとなくそこで一仕事を終えた気になります。
自分の中で達成感を覚え、ほっとしてしまい、実行しないまま終わるのです。
これではToDoリストを作って意味がありません。
本を買っただけで読んだ気になってしまい、結局読まないまま積ん読で終わるのと同じことです。
笑ってしまう話ですが、少なくありません。
どれだけ見やすかろうと、どれだけ優先順位がうまく考えられていようと、実行に移さなければ無意味です。
ToDoリストを作ったら、そこで満足するのではなく、きちんと実行に移しましょう。
優先順位の高いものから一つ一つ取り組むことです。
ToDoリストは、作ってからが本番なのです。