体の調子が悪いのに、なかなか病院に行こうとしない人がいます。
「別にたいしたことはない」
「これくらい我慢できる」
「ほうっておけばそのうち治るだろう」
もちろん軽い症状であれば、しばらくすればそのうち収まることもあるでしょう。
睡眠不足のせいで、一時的に体調が悪くこともあります。
ちょっとした腹痛のように、時間がたてば自然と治ることもあります。
しかし、ずっと調子の悪い状態が続いたり、日に日に症状が悪くなったりしているにもかかわらず、放置するのはよくありません。
「とりあえず様子見」が癖になっていると、病院に行くことが後回しになりがちですが、これが油断というものです。
病気の自己判断は危険です。
自分では大したことがないと思っていても、実際は重い病気の兆候もしれません。
気づかないところでどんどん病が進行している可能性があります。
病気は、気合や根性では治るものではありません。
「これはさすがにおかしい」と思ってから病院に行くと、大変なことになっていて、治療に大きな時間がかかってしまいます。
何度も病院に通う必要が出てきたり、時には入院が必要になったりして、時間のロスを生んでしまう結果となるのです。
治療が長引けば長引くほど、医療費の額も膨らんでいき、出費が大きくなるのです。
これは歯についても同じです。
歯に痛みがあるにもかかわらず、変な根性を出して、なかなか歯医者に行かない人がいるものです。
自然と虫歯が治ることはありません。
歯が痛いのを我慢していると、どんどん虫歯が進行します。
痛みに耐えきれなくなってから歯医者に行くと、医者から「歯を抜くしかありません」と言われ、大きなことになります。
何度も歯医者に通う必要となり、大きな治療が必要となります。
余計な時間を生んでしまい、仕事の停滞を招いてしまうのです。
むやみに様子見しないことです。
様子見にも限度があります。
体の調子に異変を感じたら、さっと病院に行きましょう。
早めに病院に行けば、早めに治療できます。
病院に行くくらい、半休を取れば簡単にできることです。
仕事から手が離せないと思いますが、健康があっての仕事です。
仕事をするうえで体は資本ですから、大切にしてしすぎることはありません。
半休を取ってでもいいので、きちんと病院に行くのが得策です。
「休日や夜間に診療を行っている病院に行く」という選択肢もあります。
何事も早めの対処が重要です。
何も問題なければ、それはそれでいいのです。
安心して仕事に打ち込めます。
何事も早めが肝心です。
病院に行く時間は無駄な時間ではありません。
自分を大切にする時間なのです。