「時間がない」と言いつつ、きちんと定時で帰っている人がいます。
これはおかしい。
毎日遅くまで残業であればわかりますが、定時で帰っているなら普通に時間はあるはずです。
むしろ毎日定時で帰れているなら、快適なホワイト企業であり、恵まれた職場と言えるでしょう。
「時間がない」と言いつつ「2次会は断っているんですけどねえ」と言う人がいます。
これもおかしい。
2次会を断っているということは、1次会には出席しているということです。
1次会を断れば、その分だけ時間を確保できます。
「時間がない」と言いつつ、スマホでゲームやSNSに何時間も費やしている人がいます。
これもおかしい。
スマホの時間を減らせば、その分時間を確保できるはずです。
ゲームもSNSも、本人さえその気になれば、すぐやめられるはずです。
笑ってしまう話ですが、意外と多いのです。
世の中とは面白いものです。
時間がないという人に限って、削れる時間があります。
本人は時間がなくていっぱいいっぱいと思っていますが、それは幻想です。
時間がないと思い込んでいるだけのこと。
客観的に見ると、時間を確保できるケースがあります。
しかも意外と多くあるものです。
本当に時間がなければ「時間がない」と言う暇すらありません。
時間がないという人に限って、自分が何に時間を費やしているか気づいていないのです。
あなたも「時間がない」と思うことがあるかもしれません。
「時間がない」と言いそうになったら、本当にそうなのか、一度立ち止まって考えてみてください。
時間がないと思い込んでいるだけかもしれません。
「時間がない」という口癖があるだけかもしれません。
自分では忙しくて時間がないと思っても、冷静に振り返ってみると、削れる時間があるのではないでしょうか。
「ここに無駄な仕事があるね。ここで要領の悪い行動をしているなあ」と思う点が見つかるに違いありません。
そこを改善すれば、時間はできます。
無駄な仕事も要領の悪い行動も、削るなり直すなりして改善していきましょう。
工夫を凝らして改善すれば、時間がない状態から時間が余る状態になることも夢ではありません。
冷静に生活を振り返ってみると、意外とまだまだ時間はあるのです。