交際が続かない人は、交際を始めてから態度が変わります。
しかも悪いほうに急変です。
交際前は、とにかく好きな人に気に入られたい一心で一生懸命になります。
優しい態度で接したり、小まめに連絡を入れたり、明るい表情や会話を心がけたりです。
好きな人と結ばれたい一心なので、あらゆる手段を尽くします。
できるだけ良い格好を見せて、好印象に努めようとします。
ところが、いざ交際が始まるやいなや、態度が一変です。
「念願の交際を実現できた! 好きな人を手に入れた! 今後は力を入れなくても大丈夫だろう」
達成した気持ちになって油断するのです。
交際前は優しかった態度が荒っぽくなります。
交際前は小まめだった連絡がだらしなくなります。
交際前はいつもにこにこしていたのに突然笑顔が少なくなり、会話も投げやりになります。
これでは「釣った魚に餌をやらない」という状態です。
交際が始まれば慣れが生まれ、少し様子が変わることもありますが、限度があります。
あまりにギャップも大きく、手のひらを返した様子があると、恋人は幻滅して、恋愛感情を維持することが難しくなります。
「優しいあなたが好きだったのに、全然違う!」となります。
好きな気持ちが冷めていき、交際が続かないのです。
交際が続く人は違います。
交際が始まっても、丁寧な態度が変わりません。
以前と変わらず優しい態度のままでいて、小まめな連絡を心がけます。
交際中も引き続き笑顔を絶やさず、いつもと変わらない明るい会話です。
交際関係に発展しても、より親しい関係になったこと以外、大きな変わりがなく、安定しているのです。
だからこそ、恋人は安心して交際を続けられます。