交際が続かない人は、ルールを作りすぎる傾向があります。
交際が始まったとはいえ、元は別々の存在です。
生まれも育ちも違う2人が親密にお付き合いをするとなると、ある程度の共通のルールは必要になるでしょう。
相手の呼び方、デートの頻度、連絡していい時間帯やしてはいけない時間帯などです。
苦手なメニューや食材があって、手料理を作るとき避けてほしいこともあるはずです。
あらかじめルールを決めておけば、余計なストレスを感じることなく、円滑な交際に貢献します。
しかし、ルールを作っても、作りすぎるのはイエローカードです。
ルールは、言い換えると「制限」です。
ルールの数が増えるにつれて、自由が失われ、交際に息苦しさが生まれます。
気遣うことも増えてしまい、疲れの原因となるのです。
また、ルールが多いと形式化されて、堅苦しくなってしまいます。
特に注意したいのは「守るのが大変なルール」です。
守るのが大変な厳しいルールは、ストレスが大きく、束縛感覚を生み出してしまいます。
強いストレスが伴うルールは、逆効果にしかなりません。
恋愛感情が冷めてしまい、心の距離が離れることになります。
交際が続かない人は、ルールを作りすぎて自滅するのです。
交際が続く人は、ルールを作ることはあっても、最低限の数に抑えます。
ルールに当てはまらないことがあったときは、その場その場で臨機応変に対応します。
少しくらいスムーズにいかないことがあっても「まあいいか」の精神で笑って過ごします。
最低限のルールにすることで、制限や束縛も最低限になります。
お互い余計な制限や束縛に苦しむことがなくなります。
気楽で自由な交際が実現して、交際も続くのです。