長く交際を続けるために必要なのは「2人の将来のビジョンや目標」です。
スケールの大きな話に感じるかもしれませんが、難しいことではありません。
「将来はこんなふうになりたいね。将来はこんなことを達成したいね」という意識を共有できていればいいのです。
将来のビジョンや目標は、交際の行く末に関わる重要ポイントの1つです。
恋愛が続かない人は、2人の将来のビジョンや目標がありません。
普通にデートをして「そのとき楽しければそれでいい」という交際になっています。
デートの予定を立てるとしても、せいぜい次のデートまでです。
シンプルなデートが繰り返されるだけの交際となっています。
あまり未来に意識を向けません。
「今後のことはよくわからない」「来年のことは来年になって考えればいい」となっています。
もちろん一瞬一瞬を大切にする姿勢はいいのですが、ここに落とし穴があります。
目指したい将来像がありません。
楽しみにするようなものがありません。
交際の形もあやふやになりがちです。
時間が経つにつれて交際関係から張りが失われ、だらだらしてきます。
2人の将来のビジョンや目標がないと、行く当てのない船旅をしているようなものです。
「進んでいるのはいいけど、どこに向かっているの?」となり、不安感を覚えます。
未来に向けて2人がどんな道をどう歩んでいいかわからず、迷子の交際になってしまうのです。
交際を続けていくためには、2人の将来像が欠かせません。
ビジョンや目標は、2人が向かうべき道であり、方向性です。
ビジョンや目標がなければ、当てもなくふらふら漂うことになります。
ビジョンや目標があれば、目指すべき道や方向が明確になり、そこを目指して向かって進もうとなります。
恋愛が続く人は、2人の将来のビジョンや目標があります。
きちんと話し合って共有していることも特徴的です。
デートの中で、たびたび将来についての話題が出ます。
「来年の誕生日には、こんなことをしよう」
「次のクリスマスはこんな過ごし方をしよう」
「交際が1年続いたら、こんなイベントは開こうよ!」
会話の中でさりげなく数カ月後のデートプランが話し合われます。
半年後や1年後といった先の予定があり、未来のビジョンがあります。
デートプランだけでなく、交際の形についても、よく話をします。
さりげない会話を通して、数カ月後のデートプランや交際の形といった2人の将来像が膨らんであり、きちんと共有されます。
一緒にテレビを見ているとき、落ち着いたカップルが登場したら、さりげなく話題に出します。
「こんなカップルになりたいね」
「こんな交際を続けていきたいね」
「こんなふうに仲良くしていきたいね」
自分たちに投影して、お互いの意識を合わせるやりとりが自然と行われます。
自然と2人の将来のビジョンや目標が共通されることで、明確なイメージとなります。
交際が続く人は、こうしたビジョンや目標の共有が自然と行われています。
きちんと将来のビジョンや目標があると、交際が迷子になることはありません。
それが目指すべき方向が明確になると、2人が力を合わせる形となります。
2人を結びつける力が強化され、結果として交際が続くことになるのです。
交際を続けたいなら、ときどきちょっと先を見据えた話題を出しましょう。
将来のビジョンや目標に関する話題を出すことです。
未来のビジョンや目標があることで、二人三脚の歩調もぴったり合います。
「2人で一緒に歩む形」となり、わくわくできるのです。