交際が始まれば、恋人に期待を寄せることがあるでしょう。
「デートはこんなふうに楽しませてくれるだろう」
「誕生日はきっとこんなふうに祝ってくれるだろう」
「こんなシチュエーションを演出してくれるだろう」
いろいろな想像を膨らませては、にやにや笑みを浮かべることがあるのではないでしょうか。
もちろん恋人に期待を寄せるのはいいのです。
恋人が期待に応えてくれると、嬉しく思わずにはいられません。
自分が愛されていることや理解されていることを、ひしひし実感できるでしょう。
期待に応えるのが上手な恋人なら、仲良しカップルは継続するでしょう。
しかし、期待を寄せるとはいえ、過度には注意したいところです。
寄せる期待が大きくなればなるほど、恋人へのハードルを上げることになります。
期待が大きすぎると、期待が外れたときの落胆が大きくなります。
「そうじゃない!」「思っていたのと違う!」など、ことあるごとに不満を募らせ、ストレスが尽きません。
裏切られたわけでもないのに、裏切られたような錯覚を覚え、理想と現実のギャップに苦しめられます。
一方的に期待を寄せては落胆することの繰り返しになり、交際を続けることが苦しくなるのです。
交際が続く人は、恋人に過度の期待を寄せることはありません。
むしろ恋人の期待を察して応えます。
普段から恋人の様子をよく観察していて、恋人が求めていることや叶えてほしいことを察していきます。
交際していると、恋人のちょっとした言動から心が読める瞬間があり、そのヒントの活用を忘れません。
会話の中で「この映画が気になる」というセリフがあれば、次のデートで一緒に見に行きます。
「いつか行きたいなあ」という場所の話が出たら、次のデートで一緒に行きます。
デート中、恋人が「これ、かわいいね」とつぶやいたら、次の誕生日にサプライズでプレゼントします。
交際が続く人のモットーは「恋人の喜びは自分の喜び」です。
恋人の幸せをモチベーションにしているので、飽きることがありません。
恋人の期待を察して、どんどん応えていくことを楽しみます。
恋人の期待に応えていくと、良好な関係が続いて、交際も長続きするのです。