あなたがトイレ掃除をするとき、どこをきれいにしていますか。
おそらく汚れるところを中心に掃除することが多いのではないでしょうか。
床の表面・便器周り・便座周りなど、目立つ部分を中心にすることが多いでしょう。
目立つところは汚れやすいところ。
もちろん汚れやすいところをきれいに磨くのはいいのですが、それで十分と考えるのはまだ早い。
まだトイレの醍醐味が残っています。
「細かいところまで磨くこと」にあるのです。
トイレ掃除の際は、ぜひ細かいところまで念入りに行いましょう。
目立つところはもちろん、手が届きにくいところや目の付きにくいところも注意を向けてきれいにすることが大切です。
トイレの床面だけでなく、部屋の四隅や壁部分もきれいにしましょう。
目立つ汚れがなくても、部屋の隅々まできれいにするのです。
便器の正面や側面だけでなく、背面にも目を向けてしっかり磨きましょう。
汚れるわけがないようなところまで掃除しましょう。
汚れようのないところでも、空気の流れがあってほこりがたまりやすくなっています。
便座の裏表だけでなく、接合部分の小さな溝のところまできれいに磨いてください。
細かい溝は、ティッシュや綿棒を使うと汚れを取りやすくなります。
忘れがちなのは、トイレットペーパーホルダーです。
用を足すたびに触れるところなので、気づかないうちに汚れが付着しています。
意外と汚れやすいところですから、きちんときれいにしておくことが大切です。
「こんな細かいところまで掃除してどうするの? 誰も気づかないよ」というところまできれいにしてください。
トイレには神様がいます。
誰も見ていないようでも、実はトイレの神様がきちんとあなたを見ています。
トイレを掃除することは、神様の部屋を掃除することになります。
隅々までトイレをきれいにすると、トイレの神様は居心地がよくなって喜んでくれます。
「こんな細かいところまで磨くなんて素晴らしいね。部屋がきれいになった! ありがとう!」
何かご褒美があるかもしれません。
きれいにする行為は、自分の心をきれいにする行為です。
細かいところまで磨くことで心も磨かれ、きれいになります。
トイレ掃除が終わった後には、必ずすっきりした気持ちになっています。
「そこまでやるか!」「よくこんな細かいところまで磨くよね」と、自分でも驚くほど細かいところまできれいにしましょう。
驚くほど細かいところまで磨くことが、トイレ掃除の醍醐味です。