あなたには、目がいくつありますか。
ほとんどの人が「2つ」と答えることでしょう。
特別な事情がないかぎり、目が1つや3つという人はいません。
「人の目は2つ」という認識があるためでしょうか。
人の目は2つしかないため、視点の数も限られていると思いがちです。
しかし、目は2つしかありませんが、視点は違います。
視点は無限にあります。
アイデア発想は「いかに視点の数を増やせるか」が勝負です。
同じものでも、視点が変われば見え方が変わるように、同じネタでも、視点が変われば見え方が変わります。
視点が変われば、まったく別物に見えることも少なくありません。
1つの視点にこだわらず、まったく別の視点にも挑戦してみましょう。
ある視点でアイデアが出なければ、別の視点で考えてみましょう。
別の視点でアイデアが出なければ、さらに別の視点で考えてみましょう。
視点に常識を持ち込まず、あらゆる可能性を探ってみることが大切です。
「これ以上、視点を増やすのは不可能」
そう思ったときこそ、正念場です。
視点は無限にあるのですから、限界と思うのは誤解です。
諦めてしまえば、それ以上がありません。
知恵と工夫を重ねれば、必ず別の視点を作り出せます。
無限の視点を意識しながら、ネタを見直してみてください。
笑ってしまうようなばかばかしい視点もOKです。
この世の視点だけでなく、あの世の視点もユニークです。
地球人の視点だけでなく、宇宙人の視点もあっても面白いでしょう。
「あり得ない」と思う視点であっても、頭の体操のつもりになれば、楽しく取り組めるはずです。
無理を承知で考えていきましょう。
想像力と発想力を生かせば、時間的・物理的・精神的などジャンルに関係なく、視点はいくつでも作り出せます。
アイデアに行き詰まったときは、視点を変えて見直してみてください。
きっとさっきとは別の見え方になるでしょう。