執筆者:水口貴博

アイデア力を鍛える30の方法

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アイデア発想で大切なのは、敵対意識より仲間意識。

アイデア発想で大切なのは、敵対意識より仲間意識。 | アイデア力を鍛える30の方法

アイデアを考えるとき、敵対意識を持つことがあるかもしれません。

「あの人に負けたくない!」

「あの人よりすごいアイデアを出したい!」

「アイデアで勝負して、ライバルをぎゃふんと言わせたい」

ライバルとする人物がいて、敵対心をむき出しにする。

時には憎んだり恨んだりすることもあるかもしれません。

しかし、アイデア発想において、敵対意識を持つのはよくありません。

敵対意識があると、いいアイデアは出ません。

なぜ敵対意識があると、いいアイデアが出ないのか。

それは「集中がそがれる」「余計なエネルギーが消耗される」という悪影響があるからです。

敵対意識があると「アイデアを出すこと」ではなく「その人を負かすこと」に注意が向き、集中がそがれます。

エネルギーは有限です。

余計なところでエネルギーを使っていると、アイデア発想に割くエネルギーが足りなくなります。

また、敵対意識があると、心の中でネガティブな感情が生まれます。

心にストレスが発生すると、思考がきゅっと萎縮して、脳のパフォーマンスが低下します。

堅苦しい考え方にとらわれてしまい、想像力・発想力を妨げてしまうのです。

当然ですが、他人を恨んだり憎んだりするのは言語道断。

余計なところでエネルギーを消耗していると、アイデアを考える余裕すらなくなるでしょう。

アイデア発想において、敵対意識は百害あって一利なし。

敵対意識があるのなら、今すぐやめましょう。

敵対意識があると、いいアイデアは出ないのです。

大切にしたいのは「敵対意識」より「仲間意識」です。

ライバルがいるなら「敵」ではなく「仲間」と考えましょう。

「一緒にアイデアを考える仲間」と思えば、心が強くなり、明るい気持ちになります。

心が軽くなり、思考が柔らかくなります。

エネルギーを奪われるより、もらえるようになります。

「一緒にアイデアを考えていこう!」

「一緒に面白い発想をしよう」

「協力しながらアイデアを考えていけたらいいね」

たとえライバルになるような人物がいたとしても、敵対意識ではなく、仲間意識を持つのが得策です。

建前として仲間にできないなら、心の中で「仲間」と思うだけでもかまいません。

敵ではなく仲間と思ったほうが、ストレスが小さくなり、心が軽くなります。

勇気やパワーをもらえ、アイデアを考えるモチベーションにつながるでしょう。

結果として、いいアイデアが出るのです。

アイデア力を鍛える方法(4)
  • ライバルには、敵対意識ではなく、仲間意識を持つ。
掃除をすれば、アイデアが出る。

アイデア力を鍛える30の方法

  1. 力を入れると、アイデアが出ない。
    力を抜くと、アイデアが出る。
  2. アイデア発想の3大悪。
    見栄、体裁、プライド。
  3. 「いいね」は、アイデア発想を促す魔法の言葉。
  4. アイデア発想で大切なのは、敵対意識より仲間意識。
  5. 掃除をすれば、アイデアが出る。
  6. 人の目は2つしかなくても、視点は無限にある。
  7. アイデアは、詳細に表現すればいいとは限らない。
    受け手の想像に任せることで、最終的な表現が完成する。
  8. 学歴がなくても、いいアイデアを出せる。
  9. 最低最悪のアイデアから始めるほうが、うまくいく。
  10. 素晴らしいアイデアが出たから、大きな夢を持つのではない。
    大きな夢を持つから、素晴らしいアイデアが出る。
  11. 売れるアイデアを出そうとすると、売れないアイデアしか出ない。
    売れないアイデアを出そうとすると、売れるアイデアが出る。
  12. 元気なときしか出ないアイデアがある。
    落ち込んでいるときしか出ないアイデアもある。
  13. みんなのために考えると、抽象的なアイデアしか出ない。
    1人のために考えると、具体的なアイデアが出る。
  14. アイデアが出てから仕事をするのではない。
    仕事をしながらアイデアを考える。
  15. 3分で思いついたアイデアもあっていい。
  16. アイデアにも、一期一会がある。
  17. アイデアは、出せば出すほど、潤沢になる。
  18. 秀逸なアイデアに限って、変な場所で浮かぶもの。
  19. 小さなアイデアほど、大きな影響力を秘めている。
  20. 秀逸なアイデアが思いつくのは、野球のホームランのようなもの。
  21. 固い頭では、アイデアは出ない。
    柔らかい頭だから、アイデアが出る。
  22. アイデアは、いつでもどこでも思いつける。
  23. アイデアの質は、人によって評価が異なる。
    アイデアの量は、人に関係なく評価される。
  24. プロジェクト名をつけると、名前のとおりに頭が働き始める。
  25. 常識は、守るものではなく、破るもの。
    アイデア発想では、非常識こそ武器になる。
  26. 感動する機会を増やすことで、アイデアのパワーが強くなる。
  27. 他人の価値観で考えていると、アイデアが出ない。
    自分の価値観で考えると、アイデアが出る。
  28. 忙しいことを言い訳にしない。
    移動時間こそ、アイデアを考える絶好のチャンス。
  29. 「アイデアが出なかったらどうしよう」と考えない。
    「アイデアが出たらどうしよう」と考えよう。
  30. 不採用の理由に、アイデアのヒントが隠れている。

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