「忙しくてアイデアを考える暇がない」
多忙の日々を送っているため、アイデアを考える暇がない人もいるでしょう。
朝から晩まで仕事一色。
たしかに時間がなければ、アイデアを考えることはできません。
アイデアを考えるには、ある程度まとまった時間が必要です。
仕事が忙しい人は、スケジュール調整や段取りの工夫によって、ある程度時間を捻出する必要があります。
しかし、忙しいことを言い訳にするのはよくありません。
忙しいことを言い訳にしていては、いつまで経ってもアイデアを出せません。
実は、どんなに忙しくても、必ず余裕のある時間があります。
忙しい1日のどこに時間があるのか。
それは「移動時間」です。
どんなに忙しくても、移動時間があるはずです。
学生なら、登下校の移動時間があるでしょう。
会社員なら、通勤の移動時間があるでしょう。
主婦なら、買い物に行くときの移動時間があるでしょう。
移動には、バス・電車などの乗り物に乗ることが多いはずです。
乗り物に乗っている間なら、手帳を開いたりメモを書いたりできるはずです。
歩いて移動することもあるでしょう。
徒歩だとしても、頭の中は自由なので、考え事ができるはずです。
片道30分なら、往復で1時間になります。
この移動時間を利用すれば、ある程度アイデアを考えることができるでしょう。
移動時間は制限時間にもなるため、適度なタイムプレッシャーが得られます。
目的地に到着するまでの間、アイデア発想に集中することで、頭の回転が促されます。
たった15分間でも、しっかり集中すれば、密度の濃い15分を送れるはずです。
また、移動する途中では、さまざまなものを見ることができます。
人・建物・風景など、短時間で数多くの刺激と出会え、アイデアのヒントになるでしょう。
バスや電車の中にある広告から、インスピレーションを得ることもあるはずです。
満員電車であってもいいのです。
ぎゅうぎゅうの満員電車で身動きが取れなくても、頭の中だけは自由です。
誰もあなたの頭の中を邪魔することはできません。
しかも頭の中は、現実世界とは比べものにならないほど、広大な世界が広がっています。
満員電車を避けたいなら、時間をずらせばいいでしょう。
前後に時間をずらせば、人混みから解放されます。
忙しいことを言い訳にしないことです。
忙しいなら、移動時間を利用すればいい。
移動時間も、まとまった時間の1つ。
移動時間こそ、アイデアを考える絶好のチャンスです。