テストや試合の本番前は、前日に少しでも好体調でいられるように、いつもより早めに寝ます。
いつもは夜遅くまで勉強している人が、こんなときに限って早寝早起きをしようとします。
少しでもテストや試合でよい結果が出るように、体調を万全に整えたい気持ちもわかります。
しかし、いつもと違って早めに寝ることは、慣れていない生活のリズムに体が反応し、早く寝ようとしてもなかなか寝付けません。
うまく早めに寝ることができたとしても、思わぬ時間に目を覚ましてしまい、今度は寝られなくなってしまうパターンになるのです。
本番前は、いつもと違ったことはしないことです。
急なリズムの変化は、心や体の調子を狂わせます。
本番前とはいえ早めに寝ることは、いつもと違ったことをすることであり、いつものリズムを崩してしまう行為に当たるのです。
むしろ本番前だからこそ、いつもどおりでいることのほうが大切です。
生活のリズムを本番直前で崩してしまうと、次の日にも影響が及んでいきます。