寝ている間は、少しでも睡眠の質を高くすることです。
睡眠の質が高いと、疲れが取れ、起きたときの爽やかな心地があります。
寝ている時間を阻害されないように、起こされるような邪魔者はできるかぎり排除しておくことです。
まずは携帯電話の電源をオフにしましょう。
携帯電話が鳴ると、目が覚めてしまいます。
携帯電話をオフにすると、電話がかかってきたときに迷惑がかかると思うかもしれませんが、叩き起こされるほうが迷惑です。
私も何度も睡眠中に電話で叩き起こされたことがあります。
こんな時間に何の用事だろうと思い、とりあえず電話には出てみます。
しかし、夜中にかかってくる電話のほとんどは「ごめん。寝ていた? 大した用事じゃないんだけど……」から始まります。
「大した用事じゃなければ、かけてこないでよ」と思い、意味のない話をした後電話を切ります。
一度起こされると、今度はなかなか寝付けなくなり、朝は睡眠不足になるありさまです。
一部の緊急を要する電話を除いては、夜中の電話はほとんど無視しても生活に支障を来さないものばかりです。
一方、夜中にかかってくる電話ほど、生活に支障を来してしまうものばかりです。
私はそれからというもの、夜中には携帯電話の電源をオフにしたり、電話線を抜いたりして寝るようにしました。
寝る前に、必ず夜中は静かに寝られるという保障があると、寝る前からかなり安心感があります。
「もしかしたら」と夜中の電話音に怯えることもなく、安心感を持って寝られるのです。