現代社会の中で、目覚まし時計を使い、睡眠不足でも無理やり起きる手段があります。
また単純に、寝る時間が夜遅くなり、睡眠不足ということもあります。
テレビを消して、さっと寝ればいいものを、面白い番組があることを言い訳に、寝る時間を遅くしているわけです。
睡眠不足の原因を自分で作ってしまい、それになかなか本人が気づいていません。
自分でいつの間にか睡眠を不足させ、自分で自分に鞭を打っています。
「我慢します」
「辛抱します」
「昨日は2時間しか寝ていない。睡眠不足だよ」
「仕事が残ってしまい、残業した」
「昨日はテスト勉強で徹夜した」
聞いてもいないのに自分から言ってきて「すごいね。大変だね」と褒められることを期待しています。
どうも日本人は「我慢」「辛抱」「残業」「徹夜」という、自分に鞭を打つ行為が好きなようです。
自分を不幸にさせているだけなのに、それらを自慢して人からすごい人だと思われたいだけです。
しかし、です。
それほど睡眠時間を短くする努力ができれば、逆に睡眠時間を長くする努力もできるはずです。
短くする努力ではなく、長くする努力をしてみましょう。
睡眠時間が長くなれば、疲れもとれやすくなり、精神面に余裕ができます。
その結果、エネルギッシュになり、仕事の質が上がったり、表情が明るくなったりするのです。
頑張り屋の日本人なら、できるはずです。
頑張るなら、睡眠時間を確保することに費やしましょう。