執筆者:水口貴博

心地よい睡眠の30の方法

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睡眠時間は、充電する時間であり、回復する時間。

睡眠時間は、充電する時間であり、回復する時間。 | 心地よい睡眠の30の方法

睡眠時間の重要性に気づいたのは、大学受験のころでした。

当時、浪人中だった私は、なんとしても次こそは合格する意気込みでいっぱいでした。

もう絶対に受験に失敗したくない思いから、当時、私は、できるだけ睡眠時間を短くしようと心がけていました。

理由は単純です。

寝る時間が短いほど、起きている時間が長くなり、勉強時間に回せるだろうと考えていたからです。

成績がいい人は、睡眠時間が短いからに違いないと思っていました。

受験時代だからこそ、そうした考え方に偏っていたのかもしれません。

しかし、それからが悪夢の始まりでした。

睡眠時間が短いほうがいいと思っても、現実は思うようにいきませんでした。

元気も出ない。

やる気も出ない。

頭が回らない。

表情が悪くなる。

疲れやすい、目が痛い、集中力が持続しないなどです。

悪いことを挙げれば、切りがありません。

睡眠時間が短いほど、うまくいくどころか、うまくいかなくなりました。

そんな中、ついに異常事態が発生します。

髪の毛が、ぼろぼろ抜け始めたのです。

片手で髪の毛を強く握ってみると、20本以上の髪の毛が抜けてしまいます。

「これは、大変だ!」

さすがに、驚きました。

すぐ薬局に飛び込んで、育毛剤を買ったことがあります。

今でこそ笑い話にできますが、当時の私は「このまま自分は、はげてしまうのではないか」と本気で悩みました。

明らかに、体に異変が生じ始めていたのです。

そこで今度は、思い切って逆のことをしてみたのです。

徹底的に、寝るようにしてみました。

目覚まし時計は使わず、自然に起きられるまで徹底的に寝てみました。

睡眠時間が十分になるように心がけてみました。

するとです。

今までの苦労が、嘘のように消えていきました。

元気も出る。

やる気が出る。

頭が回りやすくなる。

表情が明るくなる。

疲れにくくなる、集中力が持続しやすくなるなどです。

もちろん異常な抜け毛もなくなりました。

一転して、調子が良くなったのです。

このときの経験から、睡眠の重要性について、身をもって体感しました。

もちろん睡眠時間が長すぎるのも問題ではありますが、短すぎるよりはましです。

睡眠時間は、充電する時間であり、回復する時間です。

デジタル化の社会が進み、スピード重視の現代において、睡眠を軽視しつつある風潮があります。

いま一度、その認識を改めるべく、睡眠の重要性を整理することにしたのです。

心地よい睡眠の方法(1)
  • 睡眠時間は、十分に取る。
元気のない生活は、睡眠不足が原因になっていないか。

心地よい睡眠の30の方法

  1. 睡眠時間は、充電する時間であり、回復する時間。
  2. 元気のない生活は、睡眠不足が原因になっていないか。
  3. 勉強や仕事のできない人は、睡眠時間の短さを自慢する。
  4. 好循環を作り出すためには、昼間にしっかり頭と体を動かしておくこと。
  5. 「こうすればすぐ寝られる」というスタイルを作っておけばいい。
  6. 睡眠は、最高の万能薬。
  7. 寝ている間にも、大量の水分が失われる。
  8. 積極的に水を飲むと、体の調子がよくなる。
  9. 本当は睡眠時間が、長くなるように努力しないといけない。
  10. 寝る前に食べてしまうと、胃や腸に残業をさせてしまうことになる。
  11. 忙しいときほど、しっかり寝ること。
  12. 人の受ける刺激の80パーセントは、目からの視覚情報。
    疲れの原因も目によるものが多い。
  13. 表情美人は、十分な睡眠から作られる。
  14. 朝の寝起きは、目も水分不足になっている。
    目薬は、目の目覚ましにちょうどいい。
  15. 寝る前に考え事をすると、余計に寝られなくなる。
  16. 睡眠時間も人生の一部。
    人生の3分の1は、睡眠で占めている。
  17. 寝起きが気持ちいいかどうか。
    これが「睡眠」と「快眠」の違い。
  18. かっこ悪いからと、否定しない。
    時には快眠グッズも効果的。
  19. 強がっている人ほど、風邪気味で出社する。
    風邪を引いてからではなく、引く前に寝よう。
  20. 差がつくのは、起きている時間より寝ている時間。
  21. 夜中の電話が、睡眠の邪魔をする。
  22. 「睡眠時間を短くする努力」より「睡眠時間を長くする努力」をする。
  23. 本番前は、早めに寝ない。
    いつもどおりでいい。
  24. 頭を起こすことで、目が覚める。
  25. どうしても眠れないときは、開き直って本を読む。
  26. 寝室の空気の質が、睡眠にも影響を及ぼす。
  27. 不規則な生活をしているからとはいえ、頑張っている姿だとは限らない。
  28. 「夜、頑張ります」は嘘。
    頑張るのは「朝」しかできない。
  29. 「眠たい」は、睡眠不足という証拠。
    眠たければ、もっと寝たほうがいい。
  30. いつも十分に睡眠が取れている人は、大事な場面でも徹夜ができる。

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