公開日:2005年9月ごろ
執筆者:水口貴博

心地よい睡眠を手に入れる30の方法

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「夜、頑張ります」は嘘。頑張るのは「朝」しかできない。

「夜、頑張ります」は嘘。頑張るのは「朝」しかできない。 | 心地よい睡眠を手に入れる30の方法

私が実際に経験した失敗談をお話しします。

学生のころ、勉強は夜によくやっていました。

夜のほうが静かで、集中ができるような気がしたからです。

親も寝て、外も暗く静かになると、集中できる環境が整います。

しんと静まり返った雰囲気になり、勉強がはかどるような気になります。

中学生のころは、いつも夜遅くまで勉強をしていました。

しかし、恥ずかしい話ですが、実際はしているつもりになっていただけでした。

夜遅くまで勉強しているからとはいえ、実は勉強がはかどらず、ただ眠気を我慢しているだけでした。

当然成績は上がらず、むしろ下がってしまうありさまです。

夜遅くまで勉強しているといっても集中していない状態で、実はほとんどがぼうっとしているだけです。

あなたも経験ありませんか。

夜中に頑張ろうと思っても、なかなかうまくいきません。

夜は眠くなったり、テレビに見入ってしまったり、うっかり漫画を読み始めたり、部屋の掃除を始めたりします。

心の緩みが原因で、本来の目的とは違った方向へ脱線してしまうのです。

「夜に集中してやります」と言う人がいます。

疲れが最もピークに達しているであろう夜は、実はなかなか集中できません。

集中ができているとしても「しているつもり」で終わっている場合があります。

疲れのたまらないロボットやサイボーグなら、わかります。

ですが人間なら、当然疲れはたまり、夜は眠くなり、集中どころではなくなるのが当然の話なのです。

学生時代の私が夜に集中して失敗したように、夜は当然集中ができる時間ではないのです。

集中は、たっぷりの睡眠をとって体力や気力、疲れを回復させた「朝」しかできないものなのです。

夜に頑張りますというのは嘘で、元気が充電された朝でなければ本当は頑張れないのです。

私はそうした学生時代の失敗を生かし、今ではほとんどの知的作業は朝や午前中に行うようにしています。

思ったとおり、頭を使う作業は朝である午前中のほうが集中できます。

「朝は、眠いから集中できない」という声が飛んできそうですね。

そういう人こそ決まって、睡眠時間がほんの5時間や6時間しかなかったりするのです。

朝眠いのは「朝だから」ではなく「睡眠不足だから」です。

私はいつも7、8時間ほど睡眠時間を取り十分に頭を休ませていますから、朝は眠くありません。

単純に睡眠が十分だからです。

人間は十分に疲れが取れる状態になると、朝は目覚ましがなくても自然に起きられるようになっています。

朝眠いのは、睡眠不足ですよというアラームであり、十分になるまでもっと寝たほうがいいのです。

心地よい睡眠を手に入れる方法(28)
  • 頑張るのは「朝」にする。
「眠たい」は、睡眠不足という証拠。
眠たければ、もっと寝たほうがいい。

心地よい睡眠を手に入れる30の方法

  1. 睡眠時間は、充電する時間であり、回復する時間。
  2. 元気のない生活は、睡眠不足が原因になっていないか。
  3. 勉強や仕事のできない人は、睡眠時間の短さを自慢する。
  4. 好循環をつくり出すためには、昼間にしっかり頭と体を動かしておくこと。
  5. 「こうすればすぐ寝られる」というスタイルをつくっておけばいい。
  6. 睡眠は、最高の万能薬。
  7. 寝ている間にも、大量の水分が失われる。
  8. 積極的に水を飲むと、体の調子が良くなる。
  9. 本当は睡眠時間が、長くなるように努力しないといけない。
  10. 寝る前に食べてしまうと、胃や腸に残業をさせてしまうことになる。
  11. 忙しいときほど、しっかり寝ること。
  12. 人の受ける刺激の80%は、目からの視覚情報。
    疲れの原因も目によるものが多い。
  13. 表情美人は、十分な睡眠からつくられる。
  14. 朝の寝起きは、目も水分不足になっている。
    目薬は、目の目覚ましにちょうどいい。
  15. 寝る前に考え事をすると、余計に寝られなくなる。
  16. 睡眠時間も人生の一部。
    人生の3分の1は、睡眠で占めている。
  17. 寝起きが気持ちいいかどうか。
    これが「睡眠」と「快眠」の違い。
  18. かっこ悪いからと、否定しない。
    時には快眠グッズも効果的。
  19. 強がっている人ほど、風邪気味で出社する。
    風邪をひいてからではなく、引く前に寝よう。
  20. 差がつくのは、起きている時間より寝ている時間。
  21. 夜中の電話が、睡眠の邪魔をする。
  22. 「睡眠時間を短くする努力」より「睡眠時間を長くする努力」をする。
  23. 本番前は、早めに寝ない。
    いつもどおりでいい。
  24. 頭を起こすことで、目が覚める。
  25. どうしても眠れないときは、開き直って本を読む。
  26. 寝室の空気の質が、睡眠にも影響を及ぼす。
  27. 不規則な生活をしているからとはいえ、頑張っている姿だとは限らない。
  28. 「夜、頑張ります」は嘘。
    頑張るのは「朝」しかできない。
  29. 「眠たい」は、睡眠不足という証拠。
    眠たければ、もっと寝たほうがいい。
  30. いつも十分に睡眠が取れている人は、大事な場面でも徹夜ができる。

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