「朝はいつも眠い。何とか起きられるよい方法はないのか」
こうした悩みは特に低血圧の人に多いようです。
低血圧の人は朝の血流量が少なく、エンジンがなかなかかかりづらく、朝起きることにとても苦労をするようです。
私はとても効果的な起き方を知っています。
これを実践するようになってから、寒い冬でも二度寝することなくうまく起きられるようになりました。
それは「目が覚めたら、とりあえず頭を起こす」ということです。
目が覚めても体を横にしたままでは、またうつらうつらしてしまいなかなか起きられません。
私は低血圧ではないのですが、それでも朝はそう簡単に起きられるというものではありません。
しかし、とりあえず腰を曲げ、何とか頭を起こしましょう。
これだけなら、誰でも簡単にできるはずです。
一度頭を起こしてしまえば、再び横にならないかぎり、二度寝することはありません。
極端な言い方をすれば、目をつぶったままでもだんだん目が覚めてきます。
人間の体は、体を横から縦に起こした時点で血液の流れ方が変わり、それがきっかけで脳が「起きる準備」を始めるのです。
体を横にしたままだから起きにくいのです。
一度頭を起こしてしまえば目が覚める指令を脳が出し始めて、少しずつ血流量を活発にさせてくれます。
たいてい二度寝してしまう人や朝はなかなか起きられない人は、いつまでも体を横にしたままで目を覚まそうとしています。
しかし、横になったまま目を覚まそうとするから、できないのです。