執筆者:水口貴博

心地よい睡眠の30の方法

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差がつくのは、起きている時間より寝ている時間。

差がつくのは、起きている時間より寝ている時間。 | 心地よい睡眠の30の方法

意外に思われることかもしれませんが、人間が差をつけるのは起きている時間より、眠っている時間のほうです。

人との競争の中にいるとき、起きている間のことばかりを偏って考えてしまいがちです。

「活動するのは、起きている時間」

「ほかの人との競争で差をつけるのは、起きている時間の活動」

そう思っているようです。

しかし、起きている時間の質は、睡眠の質と関係しています。

人生の3分の1は睡眠時間であり、眠っている時間が多く占めています。

起きている間に一生懸命になっていることに関しては、それほど大きな差はつきませんが、眠っている時間の質で差が出てきます。

十分に寝ているか寝ていないかで、起きている時間の集中力や気力、体力が大幅に違ってくるのです。

睡眠とは疲れを取り、元気を充電する時間です。

起きている間に頑張っている人に限って、夜遅くまで起きていて睡眠不足になっています。

一生懸命になろうとしても、気力や体力、集中力が続かないのです。

それに対して夜寝ている時間をしっかりもっている人は、十分に元気を充電できています。

ですから、起きている間は気力も体力もあり、集中力も出せます。

起きている時間に差ができるのは、起きている時間そのものより、眠っている時間のほうがポイントなのです。

私はいつも本を書くために、睡眠時間だけはしっかりとるようにしています。

あえて意識をして早めに寝て、十分に睡眠を取るように心がけています。

食欲と睡眠欲の両方があれば、私は迷わず睡眠欲を優先させます。

多いときでは8時間以上、少なくても7時間は必ず寝るようにしています。

「それは寝すぎだろ」と思われそうですが、このくらい十分に寝ていないと起きている間は元気も出ず、ダルくなります。

睡眠不足で起きたときには「疲れた。今日はもう何もしたくない」と、寝起きから疲れを感じます。

睡眠不足だと「なぜこんなに苦しい人生を送っているんだろう」と、ついマイナス思考へ偏りがちになります。

睡眠時間を十分にとるかどうかで、日中の仕事や感情に影響するのです。

心地よい睡眠の方法(20)
  • 寝ている時間に、ほかの人との差をつける。
夜中の電話が、睡眠の邪魔をする。

心地よい睡眠の30の方法

  1. 睡眠時間は、充電する時間であり、回復する時間。
  2. 元気のない生活は、睡眠不足が原因になっていないか。
  3. 勉強や仕事のできない人は、睡眠時間の短さを自慢する。
  4. 好循環を作り出すためには、昼間にしっかり頭と体を動かしておくこと。
  5. 「こうすればすぐ寝られる」というスタイルを作っておけばいい。
  6. 睡眠は、最高の万能薬。
  7. 寝ている間にも、大量の水分が失われる。
  8. 積極的に水を飲むと、体の調子がよくなる。
  9. 本当は睡眠時間が、長くなるように努力しないといけない。
  10. 寝る前に食べてしまうと、胃や腸に残業をさせてしまうことになる。
  11. 忙しいときほど、しっかり寝ること。
  12. 人の受ける刺激の80パーセントは、目からの視覚情報。
    疲れの原因も目によるものが多い。
  13. 表情美人は、十分な睡眠から作られる。
  14. 朝の寝起きは、目も水分不足になっている。
    目薬は、目の目覚ましにちょうどいい。
  15. 寝る前に考え事をすると、余計に寝られなくなる。
  16. 睡眠時間も人生の一部。
    人生の3分の1は、睡眠で占めている。
  17. 寝起きが気持ちいいかどうか。
    これが「睡眠」と「快眠」の違い。
  18. かっこ悪いからと、否定しない。
    時には快眠グッズも効果的。
  19. 強がっている人ほど、風邪気味で出社する。
    風邪を引いてからではなく、引く前に寝よう。
  20. 差がつくのは、起きている時間より寝ている時間。
  21. 夜中の電話が、睡眠の邪魔をする。
  22. 「睡眠時間を短くする努力」より「睡眠時間を長くする努力」をする。
  23. 本番前は、早めに寝ない。
    いつもどおりでいい。
  24. 頭を起こすことで、目が覚める。
  25. どうしても眠れないときは、開き直って本を読む。
  26. 寝室の空気の質が、睡眠にも影響を及ぼす。
  27. 不規則な生活をしているからとはいえ、頑張っている姿だとは限らない。
  28. 「夜、頑張ります」は嘘。
    頑張るのは「朝」しかできない。
  29. 「眠たい」は、睡眠不足という証拠。
    眠たければ、もっと寝たほうがいい。
  30. いつも十分に睡眠が取れている人は、大事な場面でも徹夜ができる。

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