私は疲れたときには、とりあえず目だけでも閉じるようにしています。
「疲れてきたな」と思ったら、意識的に目を閉じます。
目を閉じるだけでも疲れの取れ具合が、まったく違います。
人の受ける刺激の80パーセントは、目からの視覚情報だと言われます。
人間は起きている間は、ずっと目を開け続けます。
その間は目から脳へ、視覚情報を送り続けます。
お手洗いのときも、食事中も、勉強しているときも、仕事をしているときなど常に目を開け続けています。
目は起きている間、ずっと働きっぱなしなのです。
体の中で目が最も疲れ、疲労の原因も目によるものが多いのです。
特に最近はパソコンが日常にもあふれ、パソコンのない職場などあり得ないくらいです。
「眼精疲労」は、こうしたデジタル化に向かっている現代社会のストレスになっているのです。
疲れたときには、意識的に目を少しでも閉じてみましょう。
これだけでも、目の疲れは違ってきます。
昼休みのゆっくりできる時間や疲れたときにこそ、意識的に目を閉じてみることで、疲れる度合いが違ってくるのです。