「プライドがあって、仲直りができない」
そう思ったとき、視点を変えてみましょう。
自分が神様になったと仮定して、視点をどんどん高くしてみてください。
神様ではないと思うかもしれませんが、頭を柔らかくして考えてみましょう。
どんどん視点を高くしていきましょう。
天井より高く、ビルより高く、山より高く、どんどん視点を上げていきましょう。
最終的に天から見下ろしている様子をイメージしてみてください。
すると、ある現実に気づくでしょう。
あなたが大事なプライドは、天から見れば、点にすぎないのです。
アリのように小さな点が、意地を張ってプライドに固執している様子は、なんと滑稽なのでしょう。
小さなことに振り回され、大きなことを見失っています。
簡単にできる仲直りのはずが、プライドにしがみついているせいで、できなくなっています。
自分では、命のように大事なプライドでも、天から見れば何でもありません。
大事だと思っているプライドは、実は幻想です。
命のように大事なプライドでも、失ったところで死にません。
恥ずかしい気持ちで心拍数は少し乱れるかもしれませんが、心臓は動き続けます。
一時的に食欲を失うかもしれませんが、しばらくすれば、また腹が減ります。
苦い記憶を残すかもしれませんが、数年経てば、いい思い出になっています。
何でもありません。
その事実に気づくことです。
仲直りができないと、人生の可能性を失います。
つまらないプライドに固執したばかりに仲直りができないのは、大きな機会損失です。
小さなことにこだわって、人生の貴重な人間関係を台無しにしないこと。
ですから、つまらないプライドは、さっさと捨ててしまいましょう。
「なんだ。自分のプライドなんて大したことないね」とわかれば、心も体も軽くなります。
一度壊れた人間関係でも、本気を出せば、修復は可能です。
プライドさえ捨ててしまえば、十分希望はあります。
仲直りができれば、人間関係のつながりを修復でき、可能性が広がります。