仲直りをするとき、回りくどい言い方に注意しましょう。
回りくどい言い方のほうが、とげがなく、穏便に表現できる気がするかもしれません。
恥ずかしい気持ちがあると、言葉を濁したくなることもあるでしょう。
しかし、回りくどい言い方をすると、話がわかりにくくなるため、仲直りを妨げます。
謝りたいにもかかわらず「謝るのは会ってからにする」と曖昧な言い方をする。
仲直りをしたいにもかかわらず「もう別れるしかないのかな」と不安をあおる言い方をする。
また会いたいにもかかわらず「あまり強がらないほうがいいよ」と強がった言い方をする。
表現が遠回しであったりわかりにくかったりすると、きちんと言葉が相手に伝わりません。
きっと相手は「何が言いたいの?」と思うに違いありません。
回りくどい言い方は、誠意や真心が伝わりにくいだけでなく、誤解される可能性もあります。
複雑な表現は、言い訳がましく聞こえるだけ。
誤解を生むと、話がややこしくなり、ますます仲直りを妨げます。
仲直りに回りくどい言い方は不要です。
仲直りをするなら、回りくどい言い方ではなく、シンプルでストレートな言い方を心がけましょう。
謝りたいなら「本当にごめんなさい」と伝える。
仲直りをしたいなら「仲直りをしよう」と伝える。
また会いたいなら「また会いたいな」と伝える。
飾り気のない一言でいいのです。
シンプルな言葉で十分。
ぱっと頭に思い浮かんだ一言を言えばいいのです。
恥ずかしさがあったとしても、シンプルでストレートな一言に勝るものはありません。
正直な気持ちをありのまま表現した言葉だからこそ、相手の心に響きます。
あなたがシンプルでストレートに表現すると、相手もシンプルでストレートに返事がしやすくなります。