できるだけ早い仲直りを心がけましょう。
もちろん険悪な雰囲気なら、一時休戦は必要です。
感情が高ぶっているなら、落ち着きを取り戻すまで時間を置くのもいいでしょう。
気持ちに余裕ができると、頭が整理できるようにもなります。
自分の未熟な点に気づき、反省によって心が成長することもあるはずです。
しかし、意味のある先延ばしはよくても、無意味な先延ばしはよくありません。
「今度話すときに謝ろう」
「気が向いたときに謝ればいい」
「いつか自然と仲直りできるだろう」
こうした考え方には要注意です。
不快な出来事が心の中で増幅されると、記憶として定着して、忘れたくても忘れにくくなります。
また、仲直りが遅くなると、無視することが特別な状態から当たり前の状態になります。
不仲の状態が固定してからでは、謝りたくても謝りにくくなります。
謝ることが遅くなればなるほど、スムーズに仲直りがしにくくなる。
仲直りをするまで、お互い不快を感じたり耐えたりしなければいけなくなり、負担が増えるのです。
そのため、仲直りをするなら、できるだけ早めに行うようにしましょう。
早めに謝ったほうが、わびる気持ち・申し訳ない気持ちが伝わりやすくなるので、仲直りの成功率が高くなります。
仲直りをするなら、明後日より明日、明日より今日です。
理想は、今すぐです。
仲直りを早くしたほうが、同棲の居心地も早く改善します。