同棲中は、プライバシーの侵害に注意しましょう。
たとえば、無理やりメールや写真を見せてもらったり、パソコンのロック解除を強要させたりなどです。
そのほか、プライベートの写真・封書・着信履歴なども対象です。
相手が「見せたくない」「知られたくない」「聞かれたくない」など拒否するものは、すべて対象です。
愛の形として「相手のすべてを知りたい」と思う気持ちもわかります。
結婚を意識しているなら、隠し事を1つもない状態にしておきたいと思うでしょう。
恋人関係であり、同棲をするほどの親密な関係です。
ましてや結婚を考えている関係なら、どんなことでもオープンにすべきと思うかもしれません。
しかし、それは違うのです。
誰にでも、秘密にしておきたいことが1つや2つはあるもの。
同棲とはいえ、何でもオープンにすればいいわけではありません。
プライバシーは特殊な聖域であり、他人が汚してはならない領域です。
たとえ結婚して夫婦関係になったとしても、最低限のプライバシーは必要です。
相手が嫌がっているにもかかわらず、ずけずけプライバシーを侵害するのは、社会人として品位がありません。
同棲中でも、パートナーの秘密を根掘り葉掘り詮索するのはマナー違反。
本人から許可がある場合を除き、無理やり立ち入らないのが賢明です。
本当にパートナーのことを大切に思うなら、最低限のプライバシーは大切にすること。
「言いたくない」「見られたくない」「聞かれたくない」という主張があれば、素直に尊重しましょう。
時には、パートナーのそぶりから察することも必要です。
それが、同棲を成功に導くコツです。