「円満な同棲」と「快適な同棲」。
それぞれ同じ意味に思えますが、時に円満な同棲と快適な同棲は、矛盾することがあります。
円満な同棲を実現しようとすると、快適が失われる。
快適な同棲を実現しようとすると、円満が失われる。
こうした状況は珍しくありません。
代表例は、睡眠スタイルです。
一緒に寝ると、円満な同棲は実現できますが、熟睡がしにくくなって快適が失われます。
別々に寝ると、快適な同棲は実現できますが、物寂しい雰囲気が漂って円満が実現しにくくなります。
それぞれにメリットとデメリットがあって、なかなか悩ましいところ。
難しい課題に思えますが、実は単純な解決策があります。
「一緒に寝る日」と「別々に寝る日」を両方作ればいいのです。
たとえば、日曜日から木曜日までは、別々に寝るようにします。
日曜日から木曜日までは、翌日に仕事があるので、熟睡を優先させたほうがいいでしょう。
一方、金曜日や土曜日は、一緒に寝るようにします。
金曜日や土曜日なら翌日は仕事が休みなので、少々睡眠が妨げられても大きな支障はないでしょう。
曜日ごとに睡眠スタイルが変わるため、同棲に変化が生まれ、マンネリの予防につながるメリットもあります。
「一緒に寝る日」と「別々に寝る日」を設定すれば、円満な同棲と快適な同棲の両方を実現できます。
もちろん曜日の設定は、2人の仕事の都合に応じて調整するといいでしょう。
迷ったときは、両方です。
もし2人の好みが合えば、ぜひしてみるといいでしょう。