同棲を始めれば、役割分担を決めることになるでしょう。
炊事・洗濯・買い物・掃除・ごみ出しなど、どちらがするのか。
大きな役割分担ならまだいいのです。
大きな役割分担なら数が限られているので、うまく決めることができます。
問題は、小さな役割分担です。
生活上のルールは、無数にあります。
役割分担を一つ一つ決めるのもいいですが、実際はなかなか難しいでしょう。
一つずつ細かく役割分担をするのは、可能ではありますが、現実的ではありません。
ルールの数が多くなりすぎる上、堅苦しい感じも出てしまいがちです。
自分が先に気づいても、相手が対応するまで待っているのももどかしいでしょう。
そこでおすすめなのが「細かいことは役割分担をせず、気づいた人がする」というルールです。
気づいた人がするようにすれば、いちいち細かく役割分担を決める必要がなくなります。
大きいか小さいかの線引きは、2人で話し合いながら柔軟に対応すればいいでしょう。
細かいことは役割分担をせず、気づいた人がするようにすれば、助け合いの精神を発揮しやすくなります。
仕事は少し偏るかもしれませんが、支え合いであり、助け合いです。
細かいことは気にしないことも大切です。
困ったときはお互いさま。
持ちつ持たれつの関係が、バランスのいい関係です。