執筆者:水口貴博

同棲がうまくいく30のルール

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同棲の意義を見いだすなら、一定期間は続ける必要がある。

同棲の意義を見いだすなら、一定期間は続ける必要がある。 | 同棲がうまくいく30のルール

同棲は、大変とは限りません。

一般的に「同棲は大変」と思われがちですが、中には逆もあります。

「思ったよりスムーズ」というケースです。

特に違和感がない。

価値観や生活習慣に問題もない。

対立も喧嘩もなく、普段どおり仲良くできている。

覚悟をしたうえで始めたものの、意外とトラブルもなく、スムーズに同棲できることがあります。

もともと似たもの同士なら、なおさらです。

一緒に暮らしても、快適でスムーズに生活できることがあります。

同棲では前もって期限を決めておきますが、無理やり期限まで同棲を続ける必要はありません。

しばらく同棲を続け「問題ない」と確認できれば、早めに同棲から結婚にステップアップすることも可能です。

しかし、予定より早く同棲を終わらせるのはいいですが、あまりに早すぎるのは要注意です。

同棲期間が短すぎると、きちんとした確認が難しいからです。

たとえば、たった1週間の同棲で良しあしを判断するのは早計です。

同棲を始めてしばらくは緊張感があるため、なかなか本当の様子を知るのは難しい。

普段と変わらないように思えても、演じているだけかもしれません。

問題がないように思えても、気遣っているだけかもしれません。

お互いの本当の様子は、ある程度長く同棲を続けないと、さまざまなパターンを知ることができません。

喧嘩をしたとき、二日酔いになったとき、生理になったとき。

仕事でミスをしたとき、休日出勤になったとき、残業で帰りが遅くなったとき。

睡眠不足になったとき、生活がすれ違ったとき、病気で寝込んだとき。

普段は問題がないように思えても、あるときに意外な側面を知ることもあるでしょう。

そのため、きちんと同棲の意義を見いだすなら、一定期間は続ける必要があります。

一概には言えませんが、できれば3カ月以上は続けたい。

どんなに短くても、1カ月は続けておくのが無難です。

ある程度の期間があってこそ、お互い本当の様子を確認できます。

道を踏み間違えないためにも、油断は禁物です。

同棲がうまくいくルール(26)
  • 同棲は、できれば3カ月以上、最低でも1カ月は続けるようにする。
自宅に異性の友人を呼ぶのは、基本的に控えるのが無難。

同棲がうまくいく30のルール

  1. 「彼氏彼女」である前に「一緒に暮らす仲間」として見ること。
  2. 同棲で大切な3つの精神。
    「譲り合いの精神」「感謝の精神」「助け合いの精神」。
  3. できるだけ明るい同棲を心がけよう。
  4. 家事の役割分担を決めるときの5つのポイント。
  5. ルールは、ほどほどが大切。
  6. ルールを作るときは、理由が大事。
  7. できるだけ一緒に食事をするほうがいい。
  8. 同棲を始めても、挨拶は省かない。
  9. 家事の完全な偏りは、避けておくのが賢明。
  10. 家事は、頑張りすぎなくていい。
    幻滅されない程度で十分。
  11. 家事に完璧を求めない。
    7割できたらよしとする。
  12. 同棲を始めても、2人の財布は別々にしておくほうがいい。
  13. 同棲中でも、プレゼントの習慣は大切。
  14. プライベートの仕切り線を話し合っておこう。
  15. インテリアの色に迷ったら、白が無難。
  16. 同棲であっても、最低限のプライバシーは大切にする。
  17. パートナーの趣味やこだわりは、安易に否定しない。
  18. 同棲中でも、下着を見せない配慮が大切。
  19. 悪い癖があるなら、同棲を機に直しておきたい。
  20. 同棲中でも、するべきことはきちんとしよう。
  21. 「同棲しているから集中できない」という言い訳は、したくてもしないほうがいい。
  22. 円滑な同棲に必要な、5つの「ない」。
  23. 「一緒に寝る日」と「別々に寝る日」を両方作ればいい。
  24. 1つのベッドで一緒に寝るなら、掛け布団は2枚用意しよう。
  25. 細かいことまで役割分担を決めるのは非現実的。
    「気づいた人がする」というルールがおすすめ。
  26. 同棲の意義を見いだすなら、一定期間は続ける必要がある。
  27. 自宅に異性の友人を呼ぶのは、基本的に控えるのが無難。
  28. 自宅に友人を招くときは、2人で対応するのが基本。
  29. 2人で丁寧に決めたルールであっても、時には見直しも必要。
  30. 同棲でペットを飼うときの5つの注意点。

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