執筆者:水口貴博

同棲がうまくいく30のルール

14

プライベートの仕切り線を話し合っておこう。

プライベートの仕切り線を話し合っておこう。 | 同棲がうまくいく30のルール

同棲を始めて話し合うのは、役割分担だけではありません。

プライベートの仕切り線も重要です。

「結婚前提に同棲を始めたら、プライベートなんて関係ない」

「プライベートを必要としないほど仲がいい」

「仕切りを作らず、何もかも開放的であるほうがいい」

プライベートの仕切り線を作ると、2人の関係に悪影響が出るのではないかと心配する人もいるでしょう。

しかし、同棲を始めても、やはりプライベートは大切です。

人には誰でも、自分だけの領域を持ちたがります。

他人に触れてほしくない物品もあれば、見られたくない姿もあるでしょう。

自由に使っていい私物もあれば、事前に許可の連絡がほしい私物もあるでしょう。

プライベートは、家族・恋人・友人に関係なく、すべての人に大切なこと。

自分が自分らしく安心できる場所でもあります。

彼氏彼女だからプライベートを無視するのではありません。

彼氏彼女だからこそプライベートの尊重が必要です。

同棲を始めたときも、彼氏彼女という立場に関係なく、プライベートを尊重したほうが、同棲は長続きします。

プライベートの仕切り線を話し合っておきましょう。

「不在のとき、個室に入ってもいいか」

「個室に入るとき、ノックをしたほうがいいか」

「洗面所に置いてある洗顔フォームを使ってもいいか」

「相手が所有しているパソコンを使ってもいいか」

「携帯電話が鳴っていれば、代わりに出てもいいか」

「友人に写真を送ってもいいか」

「ブログに写真を載せてもいいか」

「同棲していることを友人に公表してもいいか」

いちいち話し合うのが面倒であっても、重要事項です。

自分の常識は、相手の常識とは限りません。

相手がどう思うのかは、相手に聞いてみないとわかりません。

プライベートの軽視は、小さなことであっても喧嘩の原因になります。

プライベートの仕切り線がわかれば、少し制限は増えますが、お互いのためになります。

仲良く同棲するためにも、プライベートに関しては自己判断ではなく、きちんと相手に確認しておくほうが安心です。

同棲がうまくいくルール(14)
  • プライベートの仕切り線は、しっかり話し合っておく。
インテリアの色に迷ったら、白が無難。

同棲がうまくいく30のルール

  1. 「彼氏彼女」である前に「一緒に暮らす仲間」として見ること。
  2. 同棲で大切な3つの精神。
    「譲り合いの精神」「感謝の精神」「助け合いの精神」。
  3. できるだけ明るい同棲を心がけよう。
  4. 家事の役割分担を決めるときの5つのポイント。
  5. ルールは、ほどほどが大切。
  6. ルールを作るときは、理由が大事。
  7. できるだけ一緒に食事をするほうがいい。
  8. 同棲を始めても、挨拶は省かない。
  9. 家事の完全な偏りは、避けておくのが賢明。
  10. 家事は、頑張りすぎなくていい。
    幻滅されない程度で十分。
  11. 家事に完璧を求めない。
    7割できたらよしとする。
  12. 同棲を始めても、2人の財布は別々にしておくほうがいい。
  13. 同棲中でも、プレゼントの習慣は大切。
  14. プライベートの仕切り線を話し合っておこう。
  15. インテリアの色に迷ったら、白が無難。
  16. 同棲であっても、最低限のプライバシーは大切にする。
  17. パートナーの趣味やこだわりは、安易に否定しない。
  18. 同棲中でも、下着を見せない配慮が大切。
  19. 悪い癖があるなら、同棲を機に直しておきたい。
  20. 同棲中でも、するべきことはきちんとしよう。
  21. 「同棲しているから集中できない」という言い訳は、したくてもしないほうがいい。
  22. 円滑な同棲に必要な、5つの「ない」。
  23. 「一緒に寝る日」と「別々に寝る日」を両方作ればいい。
  24. 1つのベッドで一緒に寝るなら、掛け布団は2枚用意しよう。
  25. 細かいことまで役割分担を決めるのは非現実的。
    「気づいた人がする」というルールがおすすめ。
  26. 同棲の意義を見いだすなら、一定期間は続ける必要がある。
  27. 自宅に異性の友人を呼ぶのは、基本的に控えるのが無難。
  28. 自宅に友人を招くときは、2人で対応するのが基本。
  29. 2人で丁寧に決めたルールであっても、時には見直しも必要。
  30. 同棲でペットを飼うときの5つの注意点。

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