同棲を始めるときには、ルールを作ることになります。
ルールを作らず、臨機応変に対応するのもいいですが、いちいち考えたり話し合ったりするのは非効率でしょう。
ルールは、ないよりあったほうが快適です。
たとえば、炊事・掃除・洗濯などの家事についてルールを作ります。
食器を洗うルール・ごみ出しのルール・掃除のルール。
食器を洗うルールについても、細かく洗い方まで決めることもできます。
ルールを作れば、いちいち考えたり話し合ったりする手間暇が減るため、快適になります。
ルールは必須ではありませんが、同棲をスムーズにするためにも、無理ない範囲で作っておくのが得策です。
ただし、ルールを作るのはいいですが、厳しすぎないようにすることが大切です。
ルールを一つ一つ細かく作る。
ルールを破ったときの罰則を作る。
どんな状況でも、例外を許さない。
ルールが多かったり厳しすぎたりすると、従うのが大変です。
まさしく「束縛」になってしまい、息苦しい生活になります。
ルールは本来、生活を快適にするためのものですが、厳しすぎると、ストレスの原因になります。
同棲を快適にするためのルールが、2人の仲を悪くさせることになっては意味がありません。
ルールは、ほどほどが大切です。
無理のない範囲で作り、ある程度の例外も許容したほうがいいでしょう。
たとえば、細かい状況については、あえてルールを作らず「その都度、臨機応変に対応する」ということにする。
食器洗いの当番も、自分が忙しいときには手伝ってもらい、自分に余裕があるときは手伝うようにする。
仕方ない事情なら、ルールを守れなくてもよしとする。
適度であってこそ、ルールの価値が発揮されます。
「ほどほど」の目安は、2人で話し合って決めるといいでしょう。
「少し厳しすぎるね」と思ったら、少し緩和させるといいでしょう。
ちょうどよいルールができれば、同棲生活はますます快適になります。