「どうしても同棲したい!」
そう思う人の中には、強引に同棲を始めようとする人もいるかもしれません。
たとえば、無理やり交際相手の部屋に引っ越しをして住み続ければ、事実上、同棲が実現できるでしょう。
逆に、交際相手を無理やり自分の部屋に引っ越しさせることも、現実として可能ではあります。
そのほか「家賃を節約したいから同棲する」「とにかく一緒に暮らしてみたい」などの考えもあるでしょう。
しかし、交際相手の同意がないまま、自分の都合で同棲を始めるのは御法度です。
同棲は、無理やりではなく、お互いの同意のうえで始めるもの。
パートナーの了承を得ておくことが必要です。
自分はよくても、パートナーの気持ちを無視して始めると、不仲になるのは確実です。
強引に同棲を始めると、親への挨拶も省略されるため、トラブルに発展しやすくなります。
無理やり同棲を始めても長続きはせず、破綻するのは時間の問題でしょう。
同棲を提案するときには、切り出し方がポイントです。
「同棲しよう」という決め付けた言い方より「一緒に暮らしてみない?」と提案した言い方のほうがいいでしょう。
パートナーが嫌がっているなら、説得が必要です。
「同棲するくらいなら結婚したい」とパートナーが言っても、正念場です。
同棲せずに結婚するリスクについて丁寧に説明すれば、いずれ理解が得られるはずです。
粘り強い説得を通して、結婚に真剣であることも伝わります。
どうしても納得してくれなければ、同棲を諦めることも必要でしょう。
同棲は、あくまでパートナーの同意があったうえで始めるのが条件です。
当たり前のことですが、あらためて認識をしておきましょう。