同棲に疲れたときは、限界になる前に対策を始めましょう。
「同棲が限界になってから考え始めればいいのではないか」と思うかもしれません。
たしかに疲れただけで対策に動き出すのは、少し早すぎるように感じる人もいるでしょう。
同棲の疲れの中には、単なる体調不良と勘違いしていることもあるかもしれません。
事情があるなら、少し様子見をすることも必要でしょう。
しかし、余計な油断は禁物です。
大げさなトラブルではないかもしれませんが、小さくても、トラブルはトラブル。
いわば、小さなひびが入っている状態です。
2人の関係が複雑になり、同棲が限界になってから対応しようとしても、なかなかスムーズにいかないでしょう。
普通の恋愛の別れとは違い、同棲解消は一方的にできません。
家の名義が自分なら、契約変更の手続きが必要です。
家賃を折半しているなら、日割り計算が必要です。
引っ越しをするのが自分なら、引っ越しの計画・場所・費用などを考えて準備する必要があります。
2人で買った家具があるなら、どちらが引き取るか相談が必要です。
共同名義で作っている何かがあれば、今後の扱いについて考える必要があります。
そうしたデリケートな話し合いを、最悪の関係になってから冷静に話し合うのは非常に困難です。
同棲は、バラ色の生活がずっと続くとは限りません。
最初はバラ色の生活であっても、最終的に泥沼の生活に陥る可能性もあります。
同棲解消がもつれた結果、弁護士を仲介しなければいけなくなったケースも少なくありません。
そのため同棲は、限界になる前の対処が重要です。
それが、同棲に疲れたときです。
同棲に疲れたときは、何らかの不満や不安が出始めている状態です。
不満や不安があるなら、早めに解消しておくのが得策です。
疑問や相談があるなら、早めに話し合っておくのがいいでしょう。
1人で対処が難しいなら、誰かに協力をお願いするのも選択肢です。
同棲に疲れたら、その原因を突き詰め、解決しておくことが大切です。
トラブルは、小さな芽のうちに摘んでおくほうが、解決しやすくなります。
同棲に疲れたときは、2人の関係を振り返るよい機会です。