執筆者:水口貴博

人前で緊張しない30の方法

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緊張対策で原稿を準備するなら、文章より箇条書き。

緊張対策で原稿を準備するなら、文章より箇条書き。 | 人前で緊張しない30の方法

緊張する原因は、原稿の書き方にあるのかもしれません。

スピーチやプレゼンでは、読み上げる原稿を準備することになるでしょう。

本番でスムーズな発表ができるよう、原稿を見ながら練習を重ねることでしょう。

さて、問題は原稿です。

本番に向けて準備した原稿を見てください。

原稿は、どんな書き方になっているでしょうか。

多くの場合「文章」で書いていることが多いのではないでしょうか。

もちろん原稿の準備の仕方は個人の自由。

きれいな文章で原稿を準備したい完璧主義者なら、それもいいでしょう。

しかし、緊張対策という目的で準備する原稿としては不適切です。

文章で原稿を準備すると、緊張を高めやすくなります。

原稿を文章で書くと「書いている文章のとおりに読まなければいけない」と意識しがちです。

一字一句、完璧に読み上げようとするでしょう。

文章のすべてを覚えようとするでしょう。

この完璧な読み上げ方が、緊張を促す結果をもたらすのです。

では、原稿はどんな書き方にすればいいのか。

原稿の書き方は「文章」ではなく「箇条書き」にしましょう。

箇条書きの場合、最初から完璧な文章が準備されていません。

要点以外の説明は、その場で適当に加えていくようにします。

最初から正解が準備されていないのはデメリットに思えますが、緊張対策としてはメリットになります。

前を向いて話がしやすくなる上、自然な様子で話せるようになります。

覚えるところも要点だけで済むので、暗記量も減ります。

結果として、気持ちが楽になり、緊張しにくくなるのです。

本番のパニックを防ぎやすくなります。

この書き方は、スピーチやプレゼンに限らず、商談・交渉・電話対応でも有効です。

緊張対策で原稿を準備するなら、文章より箇条書きが効果的です。

人前で緊張しない方法(8)
  • 原稿は「文章」ではなく「箇条書き」で準備する。
楽しむ気持ちを大切にすれば、緊張もほぐれる。

人前で緊張しない30の方法

  1. 場数を踏むことこそ、最強の緊張対策。
  2. 身近な人に聴衆役をお願いして、リハーサルを経験しておく。
  3. 1人で行うリハーサルも、貴重な練習の1つ。
  4. 1人で練習するときに大切なのは、想像力。
  5. 場所を下見するだけでも、本番の緊張が和らぐ。
  6. ネガティブな様子は想像しない。
    ポジティブな様子だけ想像する。
  7. 全部を覚えると、緊張を促す。
    要点だけ覚えると、緊張しなくなる。
  8. 緊張対策で原稿を準備するなら、文章より箇条書き。
  9. 楽しむ気持ちを大切にすれば、緊張もほぐれる。
  10. 空腹だと、緊張もしやすい。
  11. 発表量を減らすのも、緊張を減らす工夫の1つ。
  12. 完璧主義は、緊張を促す悪魔。
  13. 筋トレで体に自信をつける。
  14. 尿意の我慢は、緊張に悪影響。
  15. いつも同じ層の人とばかり接していては、人前で緊張するのも当然。
  16. 聴衆を野菜と思ってみる。
    発想がユニークであればあるほど、楽しさと面白さで緊張がほぐれる。
  17. ランクの高いスーツには、自信を高める効果がある。
  18. 本番直前まで忙しくして、緊張を感じるほど余裕のない状況にする。
  19. 心の支えになるお守りで、緊張をほぐす。
  20. 冒頭で感謝を伝えると、緊張がほぐれる。
  21. 大きな声を出せば、緊張をはね飛ばす。
  22. 特定の人に向けて話すと、緊張しなくなる。
  23. 人の顔を見るのが苦手なら、遠くを見ながら話すのが有効。
  24. 緊張していることを正直に白状すると、気持ちが楽になる。
  25. 評価は気にすればするほど、緊張しやすくなる。
  26. ゆっくり話すと聞きやすくなる。
    心にも余裕ができる。
  27. 複数人で分担すれば、緊張も分散される。
  28. 本番当日の朝、有酸素運動をする。
  29. 緊張対策の最後の手段は、開き直り。
  30. 本番中にミスをしても振り返らない。
    振り返るなら、本番が終わってからにする。

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