執筆者:水口貴博

人前で緊張しない30の方法

29

緊張対策の最後の手段は、開き直り。

緊張対策の最後の手段は、開き直り。 | 人前で緊張しない30の方法

緊張をほぐす方法は、真逆の方向にあるかもしれません。

「どうしても緊張をしてしまう」

「もう緊張を我慢するのが苦しい」

「どんな方法を試しても効果がない」

何をやっても効果がなく、追い詰められてしまった。

そんなときは、緊張対策の最後の手段があります。

いっそのこと開き直って「緊張しよう」と考えてしまいましょう。

もう緊張をほぐす方法は諦めます。

むしろ開き直って「こうなったら徹底的に緊張してやる」と思うのです。

自分から緊張の海に飛び込んでいく。

「どうにでもなれ」と言わんばかりの態度になる。

「緊張しよう」と思えば、ますます緊張が強くなりそうですが、実際はわかりません。

人間とは不思議です。

緊張しようと考えたほうが、かえって緊張が小さくなる場合があります。

「思いきり緊張してやるぞ」と開き直ると、心に覚悟が生まれ、精神状態が強くなります。

開き直った人ほど、強い人はいません。

心に火がついて、潜在的な気力が発揮できるようになる。

前向きな気持ちが強くなり、緊張に強くなります。

人によっては、緊張しようと開き直った瞬間、ほとんど緊張が消える人もいます。

緊張は、逃げるから追いかけてきます。

自分から追いかけていけば、逆に逃げていくのです。

吉と出るか、凶と出るかは、未知数です。

すべての人に効果のある方法ではありませんが、行き詰まったなら、最後の手段として試す価値はあるでしょう。

人前で緊張しない方法(29)
  • 行き詰まったときの最後の手段として、緊張しようと開き直ってみる。
本番中にミスをしても振り返らない。
振り返るなら、本番が終わってからにする。

人前で緊張しない30の方法

  1. 場数を踏むことこそ、最強の緊張対策。
  2. 身近な人に聴衆役をお願いして、リハーサルを経験しておく。
  3. 1人で行うリハーサルも、貴重な練習の1つ。
  4. 1人で練習するときに大切なのは、想像力。
  5. 場所を下見するだけでも、本番の緊張が和らぐ。
  6. ネガティブな様子は想像しない。
    ポジティブな様子だけ想像する。
  7. 全部を覚えると、緊張を促す。
    要点だけ覚えると、緊張しなくなる。
  8. 緊張対策で原稿を準備するなら、文章より箇条書き。
  9. 楽しむ気持ちを大切にすれば、緊張もほぐれる。
  10. 空腹だと、緊張もしやすい。
  11. 発表量を減らすのも、緊張を減らす工夫の1つ。
  12. 完璧主義は、緊張を促す悪魔。
  13. 筋トレで体に自信をつける。
  14. 尿意の我慢は、緊張に悪影響。
  15. いつも同じ層の人とばかり接していては、人前で緊張するのも当然。
  16. 聴衆を野菜と思ってみる。
    発想がユニークであればあるほど、楽しさと面白さで緊張がほぐれる。
  17. ランクの高いスーツには、自信を高める効果がある。
  18. 本番直前まで忙しくして、緊張を感じるほど余裕のない状況にする。
  19. 心の支えになるお守りで、緊張をほぐす。
  20. 冒頭で感謝を伝えると、緊張がほぐれる。
  21. 大きな声を出せば、緊張をはね飛ばす。
  22. 特定の人に向けて話すと、緊張しなくなる。
  23. 人の顔を見るのが苦手なら、遠くを見ながら話すのが有効。
  24. 緊張していることを正直に白状すると、気持ちが楽になる。
  25. 評価は気にすればするほど、緊張しやすくなる。
  26. ゆっくり話すと聞きやすくなる。
    心にも余裕ができる。
  27. 複数人で分担すれば、緊張も分散される。
  28. 本番当日の朝、有酸素運動をする。
  29. 緊張対策の最後の手段は、開き直り。
  30. 本番中にミスをしても振り返らない。
    振り返るなら、本番が終わってからにする。

同じカテゴリーの作品

2:15

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION