執筆者:水口貴博

会話が上手な人と下手な人の30の違い

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会話が下手な人は、言いにくいことでもストレートに言ってしまう。会話が上手な人は、言いにくいことはオブラートに包んだ言い方をする。

会話が下手な人は、言いにくいことでもストレートに言ってしまう。会話が上手な人は、言いにくいことはオブラートに包んだ言い方をする。 | 会話が上手な人と下手な人の30の違い

言いにくいことを言わなければならないとき、どうしますか。

相手を不快にさせるかもしれないと思いつつも、会話の流れで言わなければいけないことがあるでしょう。

このとき、会話が上手な人と下手な人でマナーに差があります。

会話が下手な人は、言いにくいことでもストレートに言ってしまいます。

言われた相手の気持ちを考える配慮が足りません。

とにかく思ったことを、そのまま発言します。

単刀直入な発言は、素直で正直な様子に思えるでしょう。

しかし、衝撃的なことをはっきり言われた相手は傷つくかもしれません。

ぐさりと心に深く突き刺さり、心の傷として長く残ることもあるでしょう。

時には怒りや不快感を覚えることもあるはずです。

たとえば、40代の男性がモテないことで悩んでいたとします。

「なぜ自分はモテないのだろうか」と真剣な表情で聞いてきた。

自分が素直に感じた原因が「加齢臭」と思えば、会話が下手な人は単刀直入に言ってしまいます。

はっきり言われた相手は、あまりのショックに頭を抱えるでしょう。

正直に思ったこととはいえ、相手を傷つける可能性が高いなら、ストレートな発言は控えたほうが賢明です。

会話が上手な人は、言いにくいことはオブラートに包んだ言い方をします。

モテないことで悩んでいた40代の男性がいたとして、加齢臭が原因ではないかと感じたとします。

ストレートに言うと相手を傷つける可能性があるため、言い方を工夫します。

「もう少し清潔感を意識してみるといいかもしれない」

「香水のタイプを変えてみたらどうかな」

「ボディーソープのタイプを変えてみてはどうでしょうか」

はっきり言わないものの、少しニュアンスを出して、それとなく意味を伝える言い方です。

オブラートに包んだ言い方なら、少なくとも相手をひどく傷つけることはないでしょう。

相手に考えさせて、自分で気づかせる効果もあります。

相手から「はっきり言ってほしい」とお願いされたときは別ですが、普段は傷つけない言い方を心がけるのが賢明です。

会話が上手な人と下手な人の違い(12)
  • 言いにくいことは、ストレートに言うのではなく、オブラートに包んだ言い方を心がける。
会話が下手な人は、ボディーランゲージがない。
会話が上手な人は、ボディーランゲージを交えて話す。

会話が上手な人と下手な人の30の違い

  1. 会話が下手な人は、自分がしたい話をする。
    会話が上手な人は、相手が聞きたい話をする。
  2. 会話が下手な人は「楽しい会話になればいいな」と冷めている。
    会話が上手な人は「楽しい会話をしよう」と意気込んでいる。
  3. 会話が下手な人は、話し方が抽象的。
    会話が上手な人は、話し方が具体的。
  4. 会話が下手な人は、すべてを語ろうとして話が長くなる。
    会話が上手な人は、簡潔にわかりやすくまとめる。
  5. 会話が下手な人は、前置きが長い。
    会話が上手な人は、前置きが適度。
  6. 会話が下手な人は、長くなる話を、急に話し始める。
    会話が上手な人は、長くなる話の前に、断りを入れる。
  7. 会話が下手な人は、顔と体が相手からそらしがちになっている。
    会話が上手な人は、顔と体が相手のほうを向いている。
  8. 会話が下手な人は、愚痴・悪口・不平不満のオンパレード。
    会話が上手な人は、感謝・尊敬・褒め言葉のオンパレード。
  9. 会話が下手な人は、勝ち負けや優劣への意識が強い。
    会話が上手な人は、平等や公平への意識が強い。
  10. 会話が下手な人は、笑いの基準が高く、なかなか笑わない。
    会話が上手な人は、笑いの基準が低く、小さなことにもよく笑う。
  11. 会話が下手な人は、相手のプライバシーにずけずけつけ込む。
    会話が上手な人は、相手が話すまで自然に待つ。
  12. 会話が下手な人は、言いにくいことでもストレートに言ってしまう。
    会話が上手な人は、言いにくいことはオブラートに包んだ言い方をする。
  13. 会話が下手な人は、ボディーランゲージがない。
    会話が上手な人は、ボディーランゲージを交えて話す。
  14. 会話が下手な人は、相槌がない。
    会話が上手な人は、気持ちのよい相槌がある。
  15. 会話が下手な人は、いつも声の大きさが一定。
    会話が上手な人は、状況に応じて声の大きさを調整する。
  16. 会話が下手な人は、断りもなく、急に話の流れを変える。
    会話が上手な人は、できるだけ話の流れに沿って話を進める。
  17. 会話が下手な人は、格言やことわざを使って話すことが多い。
    会話が上手な人は、自分の言葉で話そうとする。
  18. 会話が下手な人は、知識をひけらかそうと、難しい言葉を使う。
    会話が上手な人は、相手に理解してもらおうと、簡単な言葉を使う。
  19. 会話が下手な人は、話にセリフが登場しない。
    会話が上手な人は、話に具体的なセリフが入っている。
  20. 会話が下手な人は、信じられない話をすぐ否定する。
    会話が上手な人は、信じられない話でもひとまず合わせる。
  21. 会話が下手な人は、沈黙を恐れ、避けようとする。
    会話が上手な人は、沈黙を受け入れ、楽しもうとする。
  22. 会話が下手な人は、共通点に無頓着。
    会話が上手な人は、共通点を意識しながら話している。
  23. 会話が下手な人は、立場をわきまえず、軽率に発言する。
    会話が上手な人は、立場をわきまえて、慎重に発言する。
  24. 会話が下手な人は、相手が話している途中で話し始める。
    会話が上手な人は、相手の話を聞き終えてから話し始める。
  25. 会話が下手な人は、余計な言い換えをする。
    会話が上手な人は、相手の言葉をそのまま使う。
  26. 会話が下手な人は、食事中に配慮が足りず、不適切な話題を話してしまう。
    会話が上手な人は、食事中の話題に十分注意する。
  27. 会話が下手な人は、話を途中で変更せず、最後まで話しきる。
    会話が上手な人は、相手の様子に応じて、流れを変える。
  28. 会話が下手な人は、興味関心のない話に退屈するだけ。
    会話が上手な人は、学びや成長を見いだして吸収する。
  29. 会話が下手な人は、話を聞いた瞬間に忘れる。
    会話が上手な人は、話の内容を覚えようと努めている。
  30. 会話が下手な人は、最後の一言がない、もしくは味気ない。
    会話が上手な人は、最後に感謝と感動を表現する一言がある。

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