執筆者:水口貴博

会話が上手な人と下手な人の30の違い

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会話が下手な人は、話を聞いた瞬間に忘れる。会話が上手な人は、話の内容を覚えようと努めている。

会話が下手な人は、話を聞いた瞬間に忘れる。会話が上手な人は、話の内容を覚えようと努めている。 | 会話が上手な人と下手な人の30の違い

以前の会話内容を覚えているかは、今後の会話に影響します。

会話内容を覚えていなければ、同じ質問を繰り返すことになります。

「思い出せない」

「そんな話をしたかな」

「どんな話だったかな?」

申し訳なく答えるしかありません。

前回の会話の続きをしたくても、覚えてもらっていないことがわかると、もう一度話をしなければいけなくなります。

会話が下手な人は、話を聞いた瞬間に忘れます。

覚えることを自然に任せています。

覚えようとしていないと、そのときの会話は問題なくても、後になって思い出せなくなります。

積極的に覚える意識をしないと、話を聞いた瞬間に忘れがちです。

会話をステップアップさせたくても、話の内容を覚えてくれなければ、できなくなる。

同じ質問を何度もしてしまう。

「きちんと聞いてもらっていなかったんだね」

「また同じことを話すのか」

「同じことを何度も聞かないで。この前にも話したでしょう」

相手をがっかりさせたり叱られたりするのです。

もちろん細かい内容まですべて覚えるのは困難ですが、会話の重要情報だけはきちんと覚えておくほうがいいでしょう。

会話が上手な人は、話の内容を覚えようと努めています。

同じことを何度も聞くのは相手に失礼でしょう。

完全にすべてを覚えることはできなくても、覚えようと意識することが大切です。

自然と覚えることもありますが、覚えようと意識したほうが覚えやすくなります。

話の内容を覚えておけば、次からは覚えた情報を使って会話ができ、話の流れがスムーズになります。

相手から「よく覚えているね」と感心され、きちんと話を聞いている姿勢もアピールできるでしょう。

重要な内容を覚える自信がなければ、メモを取ります。

メモさえあれば、後から何度でも確認できます。

会話がスムーズにステップアップしていくので、相手との関係もどんどん深まっていくのです。

会話が上手な人と下手な人の違い(29)
  • 話の内容は、できるだけ覚えようと意識する。
会話が下手な人は、最後の一言がない、もしくは味気ない。
会話が上手な人は、最後に感謝と感動を表現する一言がある。

会話が上手な人と下手な人の30の違い

  1. 会話が下手な人は、自分がしたい話をする。
    会話が上手な人は、相手が聞きたい話をする。
  2. 会話が下手な人は「楽しい会話になればいいな」と冷めている。
    会話が上手な人は「楽しい会話をしよう」と意気込んでいる。
  3. 会話が下手な人は、話し方が抽象的。
    会話が上手な人は、話し方が具体的。
  4. 会話が下手な人は、すべてを語ろうとして話が長くなる。
    会話が上手な人は、簡潔にわかりやすくまとめる。
  5. 会話が下手な人は、前置きが長い。
    会話が上手な人は、前置きが適度。
  6. 会話が下手な人は、長くなる話を、急に話し始める。
    会話が上手な人は、長くなる話の前に、断りを入れる。
  7. 会話が下手な人は、顔と体が相手からそらしがちになっている。
    会話が上手な人は、顔と体が相手のほうを向いている。
  8. 会話が下手な人は、愚痴・悪口・不平不満のオンパレード。
    会話が上手な人は、感謝・尊敬・褒め言葉のオンパレード。
  9. 会話が下手な人は、勝ち負けや優劣への意識が強い。
    会話が上手な人は、平等や公平への意識が強い。
  10. 会話が下手な人は、笑いの基準が高く、なかなか笑わない。
    会話が上手な人は、笑いの基準が低く、小さなことにもよく笑う。
  11. 会話が下手な人は、相手のプライバシーにずけずけつけ込む。
    会話が上手な人は、相手が話すまで自然に待つ。
  12. 会話が下手な人は、言いにくいことでもストレートに言ってしまう。
    会話が上手な人は、言いにくいことはオブラートに包んだ言い方をする。
  13. 会話が下手な人は、ボディーランゲージがない。
    会話が上手な人は、ボディーランゲージを交えて話す。
  14. 会話が下手な人は、相槌がない。
    会話が上手な人は、気持ちのよい相槌がある。
  15. 会話が下手な人は、いつも声の大きさが一定。
    会話が上手な人は、状況に応じて声の大きさを調整する。
  16. 会話が下手な人は、断りもなく、急に話の流れを変える。
    会話が上手な人は、できるだけ話の流れに沿って話を進める。
  17. 会話が下手な人は、格言やことわざを使って話すことが多い。
    会話が上手な人は、自分の言葉で話そうとする。
  18. 会話が下手な人は、知識をひけらかそうと、難しい言葉を使う。
    会話が上手な人は、相手に理解してもらおうと、簡単な言葉を使う。
  19. 会話が下手な人は、話にセリフが登場しない。
    会話が上手な人は、話に具体的なセリフが入っている。
  20. 会話が下手な人は、信じられない話をすぐ否定する。
    会話が上手な人は、信じられない話でもひとまず合わせる。
  21. 会話が下手な人は、沈黙を恐れ、避けようとする。
    会話が上手な人は、沈黙を受け入れ、楽しもうとする。
  22. 会話が下手な人は、共通点に無頓着。
    会話が上手な人は、共通点を意識しながら話している。
  23. 会話が下手な人は、立場をわきまえず、軽率に発言する。
    会話が上手な人は、立場をわきまえて、慎重に発言する。
  24. 会話が下手な人は、相手が話している途中で話し始める。
    会話が上手な人は、相手の話を聞き終えてから話し始める。
  25. 会話が下手な人は、余計な言い換えをする。
    会話が上手な人は、相手の言葉をそのまま使う。
  26. 会話が下手な人は、食事中に配慮が足りず、不適切な話題を話してしまう。
    会話が上手な人は、食事中の話題に十分注意する。
  27. 会話が下手な人は、話を途中で変更せず、最後まで話しきる。
    会話が上手な人は、相手の様子に応じて、流れを変える。
  28. 会話が下手な人は、興味関心のない話に退屈するだけ。
    会話が上手な人は、学びや成長を見いだして吸収する。
  29. 会話が下手な人は、話を聞いた瞬間に忘れる。
    会話が上手な人は、話の内容を覚えようと努めている。
  30. 会話が下手な人は、最後の一言がない、もしくは味気ない。
    会話が上手な人は、最後に感謝と感動を表現する一言がある。

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