「愛着」という言葉があります。
付き合いの長い人や物に対して、愛を感じるようになることです。
「愛が定着する」という意味で、愛着という言葉が生まれました。
特にペットを飼っている人にはわかりやすいことと思います。
ペットは、これといって自分のことを助けてくれるわけではありませんが、一緒にいる時間が長ければ長いほど愛着が湧いてきます。
ペットの寝ているところや吠えているところ、おなかをすかせてくんくんと泣いているところ、しっぽを振って喜んでいるところ。
そのペットのプライベートな部分までたくさん見てきている分、愛着が湧いてくるのです。
愛着は、プライベートまで見たときに湧き出てきます。
相手に愛着を持ってもらえる簡単な方法は、まさに自分のプライベートを話していくことです。
特に、好きな人にほど自分のことを打ち明けていきましょう。
積極的に、打ち明けていくのです。
好きな人に対して、自分のプライベートを打ち明けることは恥ずかしいことでしょうが、大切なコミュニケーションの1つです。
自分のプライベートを話すことは、自分の心を開くということです。
愛着は、そんな開いた心と接するときに感じることができます。
自分のことを知ってもらうために会話をして、理解してもらい、自分のプライベートを話していくのです。
自分の大切なことを他人に話すというのは、それだけ勇気のいることです。
しかし、それだけ勇気のいることだけに、相手はあなたが思い切ってくれていることに気づきます。
プライベートを話すことで、相手に「自分は特別なんだ」と思ってもらうことができるのです。
これが小さな告白ということです。
いかに相手に自分をうまくアピールするかです。
自然でありながら、印象に深く残るアピールです。
プライベートを話すことは勇気が必要ですが、相手には強く深い印象を与えることができます。
特別意識を持ってもらうことができるのです。
愛着のわいた関係になるために、どんどん自分の内側を見せていくことが大切なのです。