執筆者:水口貴博

好きな人に告白する30の方法

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さあ、恋愛を始めよう。

さあ、恋愛を始めよう。 | 好きな人に告白する30の方法

私が初めて告白を経験したのは、14歳のときでした。

告白をされた経験も告白をするという経験も14歳のときで、生涯忘れることのできない出来事です。

当時クラスではあまり目立たなかった子が、学校の授業が終わった放課後に突然、友人と一緒に私のところへやってきました。

まだ告白ということに慣れていない私は、かなりどぎまぎしていたことを覚えています。

もう1人一緒にいた友人は、仲介役でした。

本人から告白するのがあまりに恥ずかしいらしく、その子の友人が、代わりに気持ちを伝えてくれました。

「あのね。○○さんが貴博君のこと、好きだって」

友人の女の子が、間接的に伝えてくれました。

しかし、それ以上に、自分のほうが初めて告白されるという経験に、頭が真っ白になっている状態でした。

何事も初めてというのは、強く緊張してしまいます。

私は告白に慣れていないせいで、きちんとした返事もできず、YesでもNoでもない中途半端な答え方をしてしまいました。

思い出しても、情けなくなります。

その子に告白されてからというもの、今まで気にしていなかったその子のことが、急に気になり始めました。

目立たない子が告白をしてきたことがきっかけで、私も彼女に注目してしまうようになったのです。

一度気になり始めると、どんどんその子に興味が湧いてきます。

いつの間にか、私のほうが彼女に惚れていました。

その年の暮れに、今度は私から告白するという勝負に出ます。

そこでようやくOKが出て、付き合い始めました。

お互いに、まだ14歳でした。

告白をされ、告白をするという両方の経験ができたことは、恋愛について深く考えることができたよい機会でもありました。

初めてのことは何もわからないので、体当たりです。

その後は恋愛を繰り返していくうちに、共通するコツがあることに気づき始めます。

今回は「告白」というテーマに絞り、学んできたことを公開します。

告白は、実はする前にすでに結果が出ています。

告白そのものがどうなのかというより、告白するまでにどれだけ相手によい印象を与えることができたかがポイントです。

これはちょうど学校のテストと同じようなものです。

学校のテストでどれだけ良い点数がもらえるかは、実はもうテストの段階で結果が出ています。

日頃から勉強している人は、必ずテストでもよい結果を得ることができます。

しかし、いつもはまったく勉強しない人が、テスト前に猛勉強をしても、なかなか思ったとおりの結果を出すことはできません。

ここは、告白することと同じなのです。

あなたは、告白そのものが重要だと思っているのではないですか。

告白は、単なる本番にすぎません。

よい結果が出せるかは、どれだけその人とコミュニケーションを交わし、お互いがどのくらい理解できたかによって決まるのです。

告白は単なるテスト本番にすぎないのです。

告白に頭を抱えるより、たわいない会話からプライベートな会話まで、コミュニケーションの量を増やすほうがよほど重要です。

私が初めて告白された経験は、ある日突然気にもかけていない子からの告白でした。

日頃からその子と話すことがなく、私は相手のことを何も知らない状態でした。

お互いのことがわかっていれば「この子は自分のことが好きなのではないか」と、心の準備をすることができたでしょう。

突然のぶっつけ本番は、する側もされる側も大変なのです。

告白本番までに、少しでも相手に自分のことをアピールして知ってもらうことのほうがよほど大切です。

告白をする前に、結果が出ています。

告白前の準備こそ、大切なのです。

好きな人に告白する方法(1)
  • 告白本番より準備に、重点を置く。
告白までの準備が大切。

好きな人に告白する30の方法

  1. さあ、恋愛を始めよう。
  2. 告白までの準備が大切。
  3. 告白とは、日常の小さなアピールのこと。
  4. 会話の量が、理解の量。
  5. 愛着は、プライベートを話したときに、湧いて出てくる。
  6. 告白とは、プライベートを告白するということ。
  7. 自分から心を開いていこう。
  8. 恋人になれるのか。
    それとも友人で終わるのか。
  9. 自信がないから告白できないなら、もっと自分を磨くこと。
  10. 自慢話はしないこと。
    失敗談が告白になる。
  11. 魅力とは、相手を魅了する力のこと。
  12. あなたの魅力は「1人の時間」から生まれる。
  13. 告白をしなければ、お付き合いができないわけではない。
  14. 手伝ってもらう告白より、自分の口から言うほうがいい。
  15. 雰囲気を大切にすると、告白の成功率を上げることができる。
  16. 開放感がある放課後は、告白にうってつけ。
  17. 相手が何かに夢中になっているときには、告白するのは控えること。
  18. 言いやすい雰囲気が、告白するべき瞬間とは限らない。
  19. コンプレックスを解消して、自分を向上させていこう。
  20. 振り向いてもらうために、自分を磨いて輝かせていこう。
  21. 告白は大変なことではない。
    ただ自分が大変なことにさせているだけ。
  22. 「告白したい」を「告白する」に変えるだけ。
  23. 心の距離は、会った回数に比例する。
  24. 告白の言葉は考えない。
    素直な気持ちを伝えればいい。
  25. 告白も、1つの競争。
  26. 「告白」は「濃く吐く」ほうがいい。
  27. 友人に相談すると、かえってどうすればいいのかわからなくなる。
  28. あなたが恋に悩んでいるということは、それだけ好きだという証拠。
  29. 隙があるほうが、好きになってもらえる。
  30. 告白は、単なる1つの通過点。

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