「振り向かせる」と「振り向いてもらう」は、響きはそっくりですが、恋愛における意味合いは少し違ってきます。
「振り向かせる」というのは、どちらかといえば無理やりといった意味が含まれます。
自分が魅力的でなくても「私は魅力的だよね」と無理やり同意させるといった強制の意味が含まれています。
童話『白雪姫』で登場する魔女は「鏡よ、鏡。世界で一番美しいのは誰?」と魔法の鏡に向かって唱えます。
鏡は無理やり「世界で一番美しいのは、魔女のあなたです」と嫌がりながら答えます。
「振り向かせる」という行為は、こうした強制になるのです。
それに対して「振り向いてもらう」は、あなたの魅力に向こうのほうから気づき、興味を持ってもらうことです。
告白前は、相手が振り向くような自信と魅力が、あなたに必要です。
間違っても、無理やり相手に「振り向かせる」といった強制はしないことです。
振り向いてもらいたければ、日頃から自分磨きを欠かさず行うことです。
あなたがすてきな人になり魅力的になることで、相手に振り向いてもらうのです。
本を読んだり、お化粧の勉強をしたり、また自分の将来について考えることも自分磨きの1つです。
「ほかの人とは違う」と思ってもらえる魅力を身につけるためには、自分に対して一生懸命にならなければいけません。
本来一番好きになるべき人は、まず自分です。
自分を一番好きになることができるから、他人を好きになれます。
自分を一番好きになれば、もちろん一生懸命になるのも自分です。
自分を好きになり、自分を磨くことに一生懸命になれば、さらに自分に磨きがかかる。
自分に磨きがかかれば、自然と自信が持てるようになり、さらに自分を好きになる好循環です。
それでいてあなたは自分の魅力を出せ、ほかの人からも一目置いてもらえるようになる。
すてきな自分になれば、必ず相手は振り向いてくれます。
振り向かずにはいられないほど、すてきに輝いて見えてくるのです。