別れたい理由は自由ですが、注意したい内容があります。
それは、引き止められやすい理由です。
たとえば、次のような理由は、引き止められやすいでしょう。
「1人の時間を作りたいから別れたい」
「仕事に集中したいから別れたい」
「試験勉強に専念したいから別れたい」
どれも理にかなった理由に思えますが、おそらく相手はすんなり納得してくれないでしょう。
「それなら連絡を減らせばいい」「一定期間だけ距離を置けばいい」などの提案で引き止めてくるはずです。
簡単に解決策が思い浮かびやすいため、別れ話を切り出しても、反論されやすい。
自分勝手な印象も与えるため、相手の反抗心を刺激して、余計に別れにくくなる可能性があります。
スムーズに別れられるかどうかは、別れたい理由が重要なポイントです。
別れたい理由は基本的に正直でいいのですが、引き止められやすい内容なら、論理武装の準備が必要です。
たとえば「1人の時間を作りたいから」という理由で別れを切り出したとします。
「連絡を減らせばいい」と引き止められても、しっかりした反論を考えておくといいでしょう。
「中途半端は嫌」「完全に離れたほうが建設的」などと言えば、相手も言い返しにくくなります。
反論のとき、しっかり相手の目を見て話すと、ますます強い意志が伝わります。
あらかじめ別れ話の流れを想定して、引き止められたときの合理的な反論を考えておきましょう。