別れる理由を伝えるとき、気をつけたい言い方があります。
頑張れば可能性がある言い方です。
「今、気持ちが冷めかかっている」
「まだ気持ちは残っているけど、別れたい」
「好きではないが、嫌いでもない」
「まだ好きだけど、お互いにとって別れたほうがいいと思う」
「あなたには、もっといい人がいるよ」
本音かもしれませんが、すっきりしない言い方です。
好きでもないが、嫌いでもない。
こうした理由を聞いた相手は「頑張れば可能性がある」と思い、引き止めようとするでしょう。
別れ話が長引きやすくなり、別れにくくなることがあります。
別れやすさは、言い方だけで変わります。
別れ話では、きっぱりした言い方が大切です。
「好きな気持ちがまったくない」
「以前のような関係に戻るつもりはない」
「どんなことを言われても、考えは変わらない」
相手を非難するのではなく、あくまで可能性がないことだけを伝えるのがポイントです。
断固とした態度を取ることです。
はっきりした発言は、本気を伝えます。
曖昧な言い方より、はっきりした言い方のほうが、復縁の可能性が低いとわかるので、別れ話が早くまとまります。
少し胸は痛みますが、最小限の痛みで済み、早く立ち直れるでしょう。
相手も諦めやすくなるため、別れやすくなります。