確実に言えることが、1つあります。
どんな遠距離恋愛でも、必ず後から思い出になることです。
遠距離恋愛中は、寂しさを我慢しながら恋人関係を保つことに必死で、思い出を作っている意識はほとんどないでしょう。
しかし、遠距離恋愛が成功してもそうでなくても、後から思い出になるのは間違いありません。
「遠距離恋愛」という経験が、すでに珍しくて貴重だからです。
恋人と会える日は、記念日と呼んでいいほど、素晴らしい1日になるでしょう。
ただ普通に会うだけでも、我慢を耐え抜いた分だけ、嬉しさと喜びを感じるはずです。
会える回数は少ない分、1回ごとが心に残る思い出になります。
一方、会っていない時間も思い出になるでしょう。
寂しくて、涙を流した時間。
電話やメールを送ったり、手紙を書いたりした時間。
環境設定に苦労しながら、テレビ電話をした時間。
会えない時間もすべて、後から思い出になるでしょう。
遠距離恋愛は、普通の恋愛より会える回数は少ない。
だからこそ一つ一つの出来事が印象的で、記憶に深く刻まれます。
中には思い出すのもつらい出来事もあるかもしれませんが、一時的です。
そのときは苦しくても、後になれば「貴重な人生経験だった」と思うでしょう。
今のうちに、たくさん遠距離恋愛を楽しんでおきましょう。
ベストを尽くした経験に後悔はありません。
遠距離恋愛が終わってしばらくすれば「あのときの自分は、こんなに頑張っていた」と誇りを持てるはずです。
一生懸命頑張った遠距離恋愛は、後から自信につながるのです。