執筆者:水口貴博

散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

20

目線を上げたり下げたりするだけで、同じ道でも変わって見えてくる。

目線を上げたり下げたりするだけで、同じ道でも変わって見えてくる。 | 散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

毎日、同じ道を歩くとなると、だんだん飽きが来るのが普通です。

同じ景色を毎日見ていますから、飽きるのは当然です。

そこで、ウォーキングを続けるためには「飽きさせない工夫」が必要です。

同じ道を歩いているのに、そうとは思わせない工夫です。

単純で効果的な方法があります。

「少し目線を上げて歩く」、もしくは「少し目線を下げて歩く」という方法です。

本来なら、まっすぐ前を向いて歩くのが、理想的な歩き方です。

数多くの指南書にも、まっすぐ前を向いて歩こうと書かれています。

もちろんウォーキングを始めた当初は、まっすぐ前を見て歩くのがいいでしょう。

しかし、慣れてくれば、そのルールをあえて、破ります。

たとえば、目線を少し上に上げて歩いてみましょう。

すると、たとえ同じ道でも、目線を少し高くして歩くと、違う光景が見えてきます。

今まで気づかなかった建物の看板、木の上にある鳥の巣など、思わぬ発見があることでしょう。

「へえ、こんなところにこんなものがあったのか。気づかなかったなあ」

逆に、下を見ながら歩いても同じです。

地面に注意を向けながら歩くと、今まで気づかなかった草花に気づくこともあるでしょう。

「おや。こんなところに芽が出ているぞ。これから成長するのが毎日の楽しみだ」

このように目線を上げたり下げたりするだけで、同じ道でも変わった景色が見えてくるのです。

散歩の楽しみ方に気づくポイント(20)
  • 目線を上げたり下げたりしながら、歩く。
音楽は、テンションを最高潮まで一気に押し上げてくれる。

散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

  1. なぜ歩くと、疲れが取れて、元気が出てくるのか。
  2. 歩くことは、若々しい体と脳を保つ方法である。
  3. 大都会の中の散歩だからこそ、若返りの効果も高い。
  4. マスクをせざるを得ない状況で気づいた、意外な効用。
  5. 「歩いている」より「歩かせてもらっている」と考える。
  6. 時と場合によって、散歩は睡眠薬の代わりになる。
  7. 散歩の達人は、後ろを確認してから曲がり角を曲がる。
  8. 散歩の達人は、指を差すのがうまい。
  9. 散歩の達人のポケットには、紙とペンが入っている。
  10. 都会なら、自然による刺激を求めよ。
    田舎なら、人工による刺激を求めよ。
  11. 散歩の準備体操は、映画のオープニングと同じ。
    省略したくてもしないほうがいい。
  12. 博物館は、歩かされる散歩スポット。
  13. 散歩を「メイン」にしない。
    「サブ」にしたほうがいい。
  14. 散歩の達人は、目的に応じて歩くスピードを使い分けるのがうまい。
  15. 散歩の達人は、大自然と対話ができることに気づいている。
  16. 歩きたくなるためには、歩くメリットを考えればいい。
  17. 散歩の達人は、歩かなくていいところより、歩けるところを探す。
  18. 散歩の達人がウォーキング・シューズにお金をかける、本当の理由。
  19. 無理をしてまで歩かないのが、楽しく散歩を続けるコツ。
  20. 目線を上げたり下げたりするだけで、同じ道でも変わって見えてくる。
  21. 音楽は、テンションを最高潮まで一気に押し上げてくれる。
  22. 冒険心をくすぐる上手な歩き方。
  23. 意外なところに見つけた、夫婦円満の神様。
  24. 無邪気な犬と散歩していると、自然と長距離を歩きやすい。
  25. 同じ時間、同じ道で、同じ人を大切にする。
  26. 「階段」と思うから疲れが出る。
    「散歩コース」と思うと、疲れが快感になる。
  27. タオルが大げさなら、せめてハンカチを持参しよう。
  28. 散歩の達人は、ぶつぶつしゃべりながら歩く。
  29. 散歩の達人は、手を使って生命力を感じ取る。
  30. 散歩の達人は、いい年して迷子になることを恐れない。

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