就職活動で、損得ばかり考えていませんか。
「この人に出会えば、得をする」
「こんな仕事を引き受ければ、損をする」
もちろん現実では、損得で考えなければいけない場面もあるでしょう。
企業は営利を目的とした組織体ですから、損得で考えなければいけない場面も存在します。
仕事でも、やはり損得を基準に物事を考える場面もあるでしょう。
しかし、いくら損得が大切とはいえ、そればかり考える状態は好ましくありません。
ドライで冷淡な考え方は、ロボットのようであり、人間らしくありません。
その調子で就職活動をしていると、社会に出てからも、損得ばかり考える人物になるでしょう。
損得で仕事を選ぶなら、仕事からも、損得で評価されるようになります。
損得で人付き合いを選ぶなら、周りからも、損得の目で見られるようになる。
周りを損得で評価すると、自分も損得で評価されるようになり、息苦しくなります。
損得ばかりを考えすぎないことです。
時には、別の判断基準があってもいいはずです。
気持ちを軸にした判断基準です。
好きかどうか、楽しいかどうか、面白いかどうかです。
多少の無駄があったとしても、たまには心が躍るような選択があってもいいではありませんか。
一見無駄に思えても、心が躍るようなことをするほうが、人生も仕事も華やかになるでしょう。