余裕があれば、大学時代に寮生活を送ってみるのはいかがでしょうか。
寮生活は、ネガティブな印象を持つ人がいるかもしれません。
たとえば、強制的な人間関係があったり、ルールが厳しかったりなどです。
大勢の人が同じ建物で暮らしますから、もちろん大変な状況もあるでしょう。
しかし、そうしたデメリットは、見方を変えると、メリットでもあります。
1つの建物内で多くの人と共同生活することは、さまざまなチャンスを一度に得られる、貴重な機会でもあります。
最初は慣れない人間関係ですが、だからこそ面白い。
将来の悩みを話し合ったり、恋愛の話をしたり、難しい話を議論できたりします。
時には、プライベートな打ち明け話もできるでしょう。
「世の中にはこんな人もいるのか」とわかれば、外国に旅行したような視野と価値観の広がりを体験できるはずです。
さまざまな人と出会うことで、さまざまな価値観に触れることができるのです。
また、日常生活の厳しいルールも、最初は大変かもしれませんが、規律性を鍛えるチャンスでもあります。
起床・門限・消灯。
一定のリズムで生活すれば、厳しいルールに対する免疫もできるでしょう。
この寮生活で得た体験は、後に就職活動で役立ちます。
集団生活と規律性は、多くの企業が求めている要素です。
寮生活で培った集団生活と規律性をアピールすれば「職場にもなじみやすい」という評価が得られるでしょう。
実際に社会に出て仕事をするときにも、寮生活で培った集団生活と規律性への慣れが、存分に生かされるはずです。
寮にも、さまざまな種類があります。
相部屋が苦手なら、個室でもいいでしょう。
自分に合った寮を見つけ、少しでも成長できるチャンスを得てみませんか。
大学の一時期でもかまわないので、寮生活を送ってみるのはいかがでしょうか。