ふと、店内で、落とし物を目にすることがあります。
どうやら、誰かの落とし物のようです。
落とし物を拾ったとき、どうするかです。
この瞬間、あなたの教育が試される瞬間です。
こっそり、自分の物にしようとしていませんか。
ハンカチであろうと、お金であろうと、落とし物は落とし物です。
どこかに持ち主がいます。
落とし物を拾ったとはいえ、自分の物になったわけではありません。
落とした本人が探しに戻ってきたとき、なくなっていて困ります。
特に財布を拾うと、やましい気持ちが湧いてくすねたい気持ちになりますが、悪いことは悪いことです。
そもそも拾った物を、黙って自分の物にするのは、法律上、違法です。
「遺失物横領罪」と言います。
落とし物を店内で拾ったときは、お店に届けましょう。
街で拾ったときは、交番に届けましょう。
これまで受けてきた教育の成果が、目に見える瞬間です。
落とした本人の手元に戻り、喜びます。
落とし物をきちんと届け出ると、素晴らしい世の中になります。
万が一、自分が落とし物をしても、手元に戻りやすくなります。
そういう世の中になってほしいですね。