レストランで食事をした後、どうしていますか。
1人なら「満腹になった。また来よう」と心の中で、つぶやいていることでしょう。
同席者がいれば「おいしかったね」と楽しく語り合っていることでしょう。
それもいいのですが、もう1つ、加えてほしい習慣があります。
感想を、ぜひアンケート用紙に書いてほしいのです。
レストランに行くと、アンケート用紙が用意されています。
テーブルの上や、入り口付近にあります。
アンケートを書くのは任意ですが、書いたほうがいいです。
友人と「おいしかったね」と話す時間とエネルギーを、ほんの少し、アンケート用紙に向けるだけです。
「どうせアンケートを書いても、適当にしか読まれないだろう」と思うのは、大間違いです。
実際アンケートは、一字一句よく読まれています。
しかも、関係者に広く行き渡り、情報が共有されています。
支配人、料理人、給仕などです。
友人に話せば1人にしか伝わりませんが、アンケートに書くと関係者全員に伝わります。
不満があれば、アンケートに書いたほうがいいです。
「大胆に書くと失礼ではないか」と思いますが、レストランには貴重な意見です。
アンケートを見て、喜んだり発見したりして関係者は反省し、サービスの向上に努めるでしょう。
再び縁があって足を運んだとき、サービスが向上していることに驚きます。
アンケートに感想を書く手間は、無駄ではありません。
自分のところに戻ってくるのです。
だからこそ、アンケート用紙に書かれた意見は、貴重です。
関係者にとって、天からの啓示のようなものです。
アンケート用紙に感想を書けば、あなたは神様になれるのです。