マナーの悪い中年男性は、声が必要以上に大きいのが特徴です。
「そんなに大きな声でしゃべらなくても」と思うほど大きな声で話します。
特にお店の中で、大声で話します。
周りの人の迷惑になっていることに気づきません。
大声で話すことで、注目を集めようとします。
存在をアピールさせるためです。
これでは「存在をアピール」ではなく「迷惑をアピール」です。
つまらない冗談を大声で言っていると、聞いている側まで恥ずかしくなりますね。
本当にかっこいい人は「大声で」存在をアピールするのではなく「静かに」アピールします。
かっこいい人は、笑わせる役になり、むしろ相手の笑い声のほうが大きいくらいになります。
嬉しそうに笑っている人の声を聞くと、笑っている人より笑わせている人は誰なのかと気になります。
お笑い番組でも目立っているのは、笑っている人より笑わせている人です。
だから明石屋さんまさんやダウンタウンが、大きく名を上げているのです。
存在感は、相手を笑わせることでアピールできるのです。
笑う側より、笑わせる側がかっこよくなります。
品のある紳士は、静かにユーモアを口にして相手を笑わせるのです。